あらすじ
箱入りお嬢様だったひづるの日常は一変した。
冷酷かつ凶暴なヤクザの組長・朱鷺に囚われ、
身体の隅々まで嬲られる日々に──。
鍛えぬいた肉体、熱い肉楔はまるで凶器。
奥まで深く貫かれ、烈しくぶつけられる欲望。
ひどい人──なのに優しさを見せる瞬間も。
素直になれないだけ？ 本当は純粋な人……？
心揺れるなか、敵のヤクザに襲われ絶体絶命!?
命がけで守ってくれたのは朱鷺で──！
ヤクザの一途な恋！ 凶暴な男の不器用な純愛！
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感情タグBEST3
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ディープな世界観
何だよこの重量感。TLでここまで本格的な内容も珍しいんじゃないかな。でも嫌悪感を抱くどころか不思議とワクワクが止まらない。
始まりの痛々しさと終盤の温度差。作者様は巧いなぁ。
続編も買っといて良かったよ。
フラグ回収が完璧でない
はじめはヒーローが本当に酷い男で、途中からヒロインを愛するようになるのですが、いくらヤクザでもTL小説であってドキュメンタリーではないのだから、ここまで酷い設定にしなくともというほどヒロインに対して愛の無い鬼畜設定で、だからこそ、本当はヒロインは子供を捨てたわけではないと言う誤解をきちんと解いて酷い扱いを後悔させるなり、謝るなりするのかなと期待して読んでいたのですが、最後までそういう表現はなく、当たり前ですがそのせいでヒーローの印象が途中からヒロインを大事にしはじめても、最後まで好感を持てませんでした。ヒーローに魅力が無いなんてTLロマンス系小説としては致命的で、買って損したと思った小説の一冊となりました。
