あらすじ
彼ほど個性的な人間にお目にかかったことはない。同居人の凜堂である。人目を惹く美貌ながら、生活破綻者。極めつけはその仕事で、難事件解決専門の探偵だと嘯くのだ。
僕は駆け出しの推理作家だが、まさか本物の探偵に出会うとは。行動は自由奔放。奇妙な言動には唖然とさせられる。だがその驚愕の推理ときたら、とびきり最高なのだ。
これは「事実は小説より奇なり」を地でいく話だ。なにせ小説家の僕が言うのだから間違いない。では僕の書く探偵物語、ご一読いただこう。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
積読をやっと崩し読んでみましたが
面白いやん!
バディものと言っていいのかアレだけど、サクサク読めてよかった。
次を匂わす終わりかただったので、本屋さんで探したところ
まさか………
出てなかった…………
えっ!?
次出ててもおかしくないと思ったのに……残念
Posted by ブクログ
浮気調査が探偵の主な収入の昨今に置いて、正当な謎解きが出来る、怠惰天才イケメンと善良不憫小説家の主人公が同居しながら謎を解く!
そんな奴居るか!と言いたい怠惰なイケメン設定が怠惰あるあるで輝き出す。このイケメン探偵生きてます!
さあ、一緒にリアリティある謎解きに出かけましょう!
Posted by ブクログ
まさかの続編がない。
よくあるミステリバディもので面白くないわけではないけれど近年量産されすぎていて、皮肉だが作中で指摘されていた登場人物達が漫画で『よくある』タイプすぎる。脳内での星史郎のビジュアルはほぼ鴨乃橋ロン。
たった一人がほしそうな天才的な推理力の天才と生真面目な小説家のコンビの進展は読みたいし、最後の引きは続編を匂わせているけれどいかんせん続きはない。
Posted by ブクログ
火事で自宅を失い、知り合いに紹介されて
ルームシェア(1万5千円)をする事に。
ちょっとの間だけ、と言っていますが
そのまま住み続けそうな気がw
面白そうな依頼しか受けない、と豪語する探偵は
それ以外まったく何もできないという生活破綻者。
どれくらい? と思っていたら、中々に…。
それに振り回されている主人公ですが
これだけしているのであれば、そのまま書いても
全然問題なさそうです。
むしろ請求されないのでラッキー?
と思えない性格の主人公ではありますが。
2話分載っていますが、最初の犯人は驚きですし
次の内容については、故人の性格がよく分かります。
人間正直に告げるのが一番かと。
Posted by ブクログ
キャラクターと設定は面白い。肝心のミステリー部分はちょっと物足りない。単発ものとしては面白く読めるが、もし続きが出るとしたらもう少し厚みが欲しいところ。