【感想・ネタバレ】メモの魔力 ―The Magic of Memos―のレビュー

あらすじ

いま最も注目される起業家・前田裕二による渾身のメモ術!

・メモで、目にする情報全てをアイデアに変える
・メモで、本当の自分を見つめ直す
・メモで、夢をかなえる
◎メモの魔力を手にした時、あなたは、何者にでもなれる。

〔巻末付録〕自分を知るための【自己分析1000問】

“僕にとってメモとは、生き方そのものです。
メモによって世界を知り、アイデアが生まれる。
メモによって自分を知り、人生のコンパスを持つ。
メモによって夢を持ち、熱が生まれる。
その熱は確実に自らを動かし、人を動かし、そして人生を、世界を大きく動かします。
誰にでもできるけど、誰もまだ、その魔力に気付いてない
「本当のメモの世界」へ、ようこそ”
(「序章『メモの魔力』を持てば世界に敵はいない」より)

「新たな発想をするために特別なことをする
必要はない。すべてのヒントは日常の中にある。
前田裕二がメモをとる姿をみているとそう思う」秋元康推薦!!

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“メモを取ることで夢は現実になる” メモには、記録の役割だけではなく、人生に大きな影響を与えるすごい力が秘められています。
使い方次第でメモがここまで変わってしまうのかと圧倒される作品でした。
メモが筆者の人生にどのような影響を与えたのか。メモにどんな力があり、どのように利用してきたのか、メモと共に生きる著者から学ぶことができます。
この本を読んでからは多くのメモを取るようになり、自分の目標達成のために欠かせない存在になりました。今ではメモを書かない日はない状態です!
自分を深く知るため、そして前に進むアイデアを生むため、メモはまさに人生のサポートツールだと身を持って体感しています。
読み終わった後からすぐにメモを使いたくなる。そんな魔力も持ち合わせていますよ(笑)。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

メモを取ることで思考を整理し、自己理解や発想力を高められる本。日常や仕事に役立つ具体的な方法を身につけることができる。

【メモを取る理由】
・限られた時間を本質的な思考に使うためにメモを取る
・本質とはコピーでなく創造、代替不可能な価値を生み出すこと

【メモには2種類ある】
・記録のためのメモ
・知的生産のためのメモ(本書が重視するもの)
・新しいアイディアや付加価値を生むことを意識して書く

【メモを取る量】
・最初はすべて書き取る勢いで多くのメモを取る
・要素を網羅することで集中力が高まり情報獲得力も上がる
・量を取ることは普遍的に重要な原則

【メモはより深い話を聞き出せる】
・紙のメモは熱意を示し、相手に敬意を抱かせる
・「吸収したい姿勢」が可視化され、会話が深まる

【話の骨組みがわかるようになる】
・メモを取ることで議論の全体像を把握できる
・どこで何の話をしているかを俯瞰する構造化能力が養われる

【言語化能力の向上】
・メモは思考を言葉にする強制力を持つ
・言語化が思考を深め、説明力も高める
・「思考→言語→メモ」という循環を作れる

【具体的なメモの取り方】
・ノートは見開きを使い、左にファクト、右に抽象化・転用を書く
・左ページ:事実・キーワード・標語・サマリー
・右ページ:抽象化の気づきと転用(行動につなげる)
・色分け(黒=ファクト、青=やや重要、赤=最重要、緑=主観)で整理する

【抽象化の重要性】
・具体から本質を抽出する力が価値を生む
・ヒット商品・琴線に触れるもの・顧客要望・社内課題に「Why?」を向ける
・抽象化は人生を良くする最重要の思考法

【思考法(レトリック・アナロジー・客観視)】
・レトリック:矛盾する言葉で印象を強める
・アナロジー:一見無関係な事象の共通点を見つける
・我見と離見:自分を客観視する癖をつける

【抽象化ゲーム】
・具体から抽象を導き出す訓練
・例:「人生は小籠包だ」「仕事は麻雀みたい」など比喩的表現で思考を広げる

【自己分析と人生の軸】
・徹底的な自己分析が人生の軸を明確にする
・「具体化×抽象化」で深掘りする
・質問に100答えて抽象化・転用すれば、自分のコアが見えてくる

【夢の実現と言語化】
・夢を紙に書くことで潜在意識に刷り込まれる
・言霊の力でサポートも得やすくなる
・夢に優先度をつけて「これだけは譲れない」を見つける

【目標達成の型】
・トップダウン型:ゴールを決めて逆算する
・ボトムアップ型:興味に飛びつきながら仲間や成果を得る
・現代ではボトムアップ型が夢を叶えやすい傾向

【出会いと経験の重要性】
・やりたいことが見つからない時は新しい経験や人との出会いを増やす

【努力から習慣へ】
・メモは努力でなく習慣にする
・習慣化すれば特別な負担なく継続できる

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2025年09月18日

ネタバレ 購入済み

熱い1冊

この本を読むまでは「SHOW ROOMの前田さん」という知識しかなかったので、8歳で両親を亡くされ、その後路上ライブなどをしながら、最終的には外資系銀行員になったという経歴を全く知りませんでした。全く前田さんのことを知らない人でも読んでいてすごく心が動かされます。不覚にも最後の章を読んでいる時に泣いてしまいました…。
前田さんは本当に熱い人で、メモには力があるという事を体現されているからこそ魅力的な1冊になっているのだと思います。途中話が少し難しかったのでもう一度読み返そうと思います。まずは自己分析とメモする習慣をつけたいです。
買ってよかった。

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2019年12月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自分のことを考えてメモを取っていたが、人間関係の構築にも影響を与えられるという観点が面白かった。 また、人によっては話がわかりにくく、意図せず構造化をしていたが、「そうか、こういう効果が出てたのか」と気付く部分があった。 言語化のフロー【具体(ファクト)→抽象化→転用】を用いてメモを取ることを意識していこうと思う

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2025年11月30日

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