【感想・ネタバレ】町の形見のレビュー

あらすじ

ついに柳美里が演劇の世界へ戻ってきた!20年の時を超え「青春五月党」が再始動。表題作&新作戯曲「町の形見」に加え、福島を舞台にした「静物画2011」「窓の外の結婚式」を収録。

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Posted by ブクログ

表題作がおもしろい
 表題作の「町の形見」は実験的な戯曲だが、その新しさから十分おもしろさを味はへた。読む戯曲として十分通用してゐる。東日本大震災を当事者から語り成功した手法だとおもった。
 一方で過去作の震災リメイクver「静物画」はどうも会話などが通俗的だった。女子版と男子版の2種類あり、人称代名詞および細かい部分、末尾の震災の部分が大きく変るだけのちがひだ。

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2023年08月24日

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