あらすじ
企業に共通する課題、解決策はただ一つ
リーダー育成とビジネス変革の2兎を追え!
「企業の変革を担う人材がいない」。多くの企業に共通する悩みですが、解決策は一つしかありません。ビジネス変革プロジェクトを推進する中で、変革リーダーとなり得る人材を育てることです。
そんな二兎を追う「育つ変革プロジェクト」の第一人者が、具体的な事例とともにノウハウ・方法論を詳細解説しました。特にデジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組む企業の経営層やマネジャー、プロジェクト担当者には必読の一冊です。
今、ビジネスのデジタル化、グローバル化が急速に進んでおり、企業やそこで働くビジネスパーソンはこれまでのビジネスのやり方を変えていかなければ、激しい競争に勝ち残っていくことができません。なかでも、デジタルによるビジネス変革を意味するDXは喫緊の課題です。
ところが多くの企業は「変革プロジェクトを担うリーダーがいない」「変革プロジェクトをやったことがないので、リーダーを育てられない」というジレンマを抱えています。それを一気に解決するのが、育つ変革プロジェクトです。
本書では住友生命保険などの事例を基に、育つ変革プロジェクトとは何かを解説したうえで、プロジェクトの立ち上げ方や推進方法、その中で人材を育成するためのノウハウ、プロジェクトの成果を会社全体に広げるやり方などを詳細に解説します。これらは、著者らが10年以上にわたるコンサルティングの実践で培った方法論です。一読すれば「なるほど! これならできる」と腑に落ちて、即座に実践できるはずです。
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Posted by ブクログ
プロジェクトを進め方よりも、プロジェクトの中で如何に人材を育ててプロジェクトを成功させるかに重心を置いた書籍。プロジェクトが終了した後、コンサル会社は離れてもその会社のプロジェクトは続く、一旦終わってもまた発生する。自走していくためには自社の人材を育てることが必須、むしろ自社の業務をより詳しく知っている人間がプロジェクトの進め方にも精通しているのであれば最強。
具体的な育成テクニックもあるのだが重要なのは土台にしっかりとした方法論があり、それをベースにして初めて育成ができると言うこと。著者も書かれていたことだが、方法論が明確化されていないのに育てと言われても何を基準にして良いかわからない。プロジェクトスキルに関わらず、外部に依頼するのではなく自社の人材が持つスキルを方法論として消化させることが人材育成の基本。それを怠って「最近の若者は〜」というのは確かに違うと感じる。
人材育成に重心を置いているとは言ってもプロジェクトを成功させるコツはふんだんに盛り込まれている。常々コンサル側がヒアリングや資料作成を必死にやるだけではダメだと感じていた。しっかり顧客にも当事者意識を持ってもらい、発言を行い自分たちで未来を描く状態にならなければコンサル側の自己満足で終わってしまう。そのために顧客の学びのモチベーションを上げるなどのテクニックは非常に重要。
育成させようとは考えず(あまり意識せず)、まずはプロジェクトを成功させるための顧客を巻き込むスキルという理解で実践で試していきたい。結果としてコンサル側も顧客側もスキルが上がっていくのが好ましい