あらすじ
大学在学中に公認会計士試験に合格し、30万部ベストセラー『会計のことが面白いほどわかる本』を26歳で生み出した俊英・天野敦之の新境地!
外資系コンサルティングファーム勤務時代にベストセラーを執筆し、証券会社の投資銀行業務を経て独立した著者が、理想と現実の狭間で暗中模索の末に気づいた“働くことの本当の意味”を寓話に託して表現する意欲作。
ひたすら利益を追求するばかりで誰も幸せになれない私たちの社会の行き着く先を見据え、“ビジネスや企業の新しいあり方”を提示する。
舞台は、ある温泉街の老舗旅館「クマの湯ホテル&リゾート」。
2代目社長のクマ太郎は、旧態依然とした経営を立て直そうと、ビジネススクールで学んだ手法を導入。
ところが業績は一向に改善せず、断行したリストラも状況を悪化させるばかり。
「どうすればよいのか」自問自答をくり返し、答えを模索する毎日が続く。
そんなドン底状態で、ある事件が起きる。その先にクマ太郎の気づいたものとは……。
「成功や利益を追いかけているけど、果たしてこれでいいのか」
「働けば働くほど何かを失うような気がする」
このような疑問や矛盾を感じ閉塞感を抱いているビジネスパーソンに読んでいただきたい一冊です。
福島正伸さん、山田真哉さんはじめ、各界著名人絶賛!
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Posted by ブクログ
チェック項目7箇所。クマ太郎は、ある「真理」に気づいたことで、クマの湯ホテル&リゾートの業績は改善し、自分自身が働く目的を見出すことができた、クマ太郎はどんな真理に気づいたのだろうか。クマ太郎は、一人をリストラすれば、一人分の売上とコストが減ると単純に考えていた、しかし、現実はそうではなかった、コストは一人分減ったが、それ以上に大切なものを失ってしまったのだ。クマ太郎は、もともと現場にはあまり顔を出すほうではなかった、ビジネススクールで学んだ最新の経営理論で分析すれば、答えが出ると思っていたのだ、しかし現実は違った、企業を経営していくうえで最新の経営理論はほとんど役に立たなかった。「昨日のホテルも今日のホテルも、宿泊という機能はちゃんと提供してくれている、それなのにこの違いは何なのだろうか……。ひょっとして僕は、宿泊という機能を求めているんじゃなくて気持ちよく宿泊することを求めているんじゃないか?」。「自然は競ったり比較したりしない。どうして僕たちは競ったり比較したりするんだろう」。他者と比較するのはなく、つねに昨日の自分に克つように努力し続ける、むしろ他者に勝つよりも、自分に克つことのほうが難しいかもしれない。自社の利益のために無理にお客様を幸せにしようとしても、それはすぐにお客様に伝わってしまいます、そこで大切なのが、まず自らが幸せになることです、衣食住が満たされていること、ビジネスができること、生かされていること、すべてが感謝の対象になります。
Posted by ブクログ
貸出:岡田(2011.11.22)返却
お客様の幸せ、スタッフの幸せが経営理念というのはよく聞く話ですが、見返りを求めて形式だけでそういう理念を掲げても意味がないんですよね。
貸出:桑畑(2012.11.6)返却(2012.11.13)
よく言われているような事が、書かれている本ではあるのですが、改めて仕事に取り組む姿勢として疑問に感じていたような所が少しは解消されたような気がしました。
貸出:石河(2012.12.16)
Posted by ブクログ
クマ太郎が会社経営の失敗を通じて、真理に気付くという話。謙虚さを忘れずに全ての事に感謝し、社員がイキイキと働く事が出来る職場を作るべし、という提言はリーダーの心構えとして留めておきたいと素直に思った。登場人物がいちいち動物でかわいい。
Posted by ブクログ
ビジネスも人生も、大切なことはとてもシンプルなこと。
みんなの幸せを願う気持ち、それが自分の幸せにもなり、会社の利益にもなる。それが働くことの本当の意味なんだってことを、物語で伝えた本。
主人公はクマ太郎。出てくる人物が全部動物で可愛い。サラッと読めて2時間あれば読み終わるくらい。
現実そんなにうまくいかなくても、知ってるのと知らないとでは全然違う。
これから働く人もいま働いてる人も一度読んでみると働き方が変わるかも?しれない。
Posted by ブクログ
・WBSスミスの本棚で、城南信用金庫理事長の吉原毅氏が紹介。
・企業の目的は人々を幸せにすることであるが、お客様を騙して儲けたり、従業員を酷使して利益を上げたり、不幸な人々を生み出している会社が多いのはなぜか。
・ユニーク性は低いが、大切な内容。企業のあり方を追求しながら、本当の幸福を見つけ出すストーリー。
”成功すれば幸せになれると思っていたけれど、金融機関で高収入を得ているトラ助を見れば分かるように、成功は幸せの条件じゃない。むしろ逆に、成功を目指して競争すれば、感謝の心を忘れ、幸せから遠ざかる。”
”自分たちは生きていけるだけで幸せである。
すべてが感謝の対象である。
競ったり比較したりすることから自由になることで常に感謝のの心を持てる。
物事には常に二面性があり、感謝することで良い面が見える。
自分自身を幸福で満たし、相手の幸福を願う愛が最も大切である”