感情タグBEST3
Posted by ブクログ
自分が働くことで得られる対価は、何に基づいて
もたらされるのか?(利益とは?)
今、あなたが、働くことで何が起きているのか?
(貢献、社会への企業活動の意義。個人へのフィードバックなど)
その答えが本書にあった!
この本は、
「父親からリゾートホテルの経営を引き継いだ
クマ太郎が、倒産の危機に瀕しながら、経営
において大切なことに気づいて業績を改善させ、
さらに社員にもお客様も自分自身を深い幸福を
味わえるようになるまでの物語」
です。(あとがき より)
物語の主人公は、クマ太郎。
登場人物も、プー太、トラ助、コン吉など、
寓話の世界のような名前ですが、「ホテル再建」
にまつわる社長として、利害関係者との苦悩の
内容は、まさに、ビジネスそのもの。
クマ太郎が、体得する「究極の心理」をつかむ
までの道のりがシンプルなストーリーで展開されるため
読みやすく、たいへん理解が深まる。
とても、共感した一冊。
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チェック項目7箇所。クマ太郎は、ある「真理」に気づいたことで、クマの湯ホテル&リゾートの業績は改善し、自分自身が働く目的を見出すことができた、クマ太郎はどんな真理に気づいたのだろうか。クマ太郎は、一人をリストラすれば、一人分の売上とコストが減ると単純に考えていた、しかし、現実はそうではなかった、コストは一人分減ったが、それ以上に大切なものを失ってしまったのだ。クマ太郎は、もともと現場にはあまり顔を出すほうではなかった、ビジネススクールで学んだ最新の経営理論で分析すれば、答えが出ると思っていたのだ、しかし現実は違った、企業を経営していくうえで最新の経営理論はほとんど役に立たなかった。「昨日のホテルも今日のホテルも、宿泊という機能はちゃんと提供してくれている、それなのにこの違いは何なのだろうか……。ひょっとして僕は、宿泊という機能を求めているんじゃなくて気持ちよく宿泊することを求めているんじゃないか?」。「自然は競ったり比較したりしない。どうして僕たちは競ったり比較したりするんだろう」。他者と比較するのはなく、つねに昨日の自分に克つように努力し続ける、むしろ他者に勝つよりも、自分に克つことのほうが難しいかもしれない。自社の利益のために無理にお客様を幸せにしようとしても、それはすぐにお客様に伝わってしまいます、そこで大切なのが、まず自らが幸せになることです、衣食住が満たされていること、ビジネスができること、生かされていること、すべてが感謝の対象になります。
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『仕事とは何か?』
このことをとてもわかりやすく教えてくれる本です。仕事をするために就職活動をするのにも関わらず、大半の就活生が仕事のことを全くわかっていません。分からないままがむしゃらに就活をしたところで、うまくいかないのは当たり前です。その前に、この本を読んで『仕事』への理解を深めてください。それが必ず納得のいく就活に繋がります。
この本を読んでほしいのは、就活生に限りません。社会人になってからも、仕事に行き詰まったら読んでください。ずっと読み続けてほしい傑作です。
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最初から最後まで、一気に読み終えました。
受け方は人それぞれ違うと思いますが、ぜひ一度は読んでみてください。
感謝するという事と競争相手は自分です。
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売り上げが減ったホテルを再生させるお話の中に
会社も社員も幸せになる大切なことが書かれています。
動物の可愛いキャラクターで読みやすいお話になっています。
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46> やっぱええわ。まだ読むで。愛と感謝。
【100106】第2位
仕事とは何か。
人間は何のために働くのかが、わかる本。
仕事もプライベートも人生全て土台は「愛」。
誰かに何かをしてあげたい。役に立ちたいという純粋な気持ち。
愛と感謝。
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上司から勧められて読みました。
企業の中にいる1社員である私の立場から読んでも気付きがあり、主人公のことばを心に留めて仕事しようと思いました。
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うーん、シンプルで、どこかで聴いたような話なんだけど、結構、泣けた。。。なんだかんだいって、やっぱり、こういうことなんだろうなー。
でも、やっぱりトップの気付きや人生観の深まりが起点なんだよな。それに従業員の思いや行動が絡まって、変革が進んでいく。
トップが変らないと何も始まらないのかなー。
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「君を幸せにする会社」
クマ太郎社長がホテル再建に取り組む話。経営は決して、合理化だけではうまくいかないということが書かれていたように思う。企業は社会から必要とされないと生き残れない。それは顧客からも社員からも。
一方でそれを追求することは必ずしも簡単なことではない。例えば、ユニクロは人々の生活を良くしていると思うし、企業理念も立派だし、優秀な社員がイキイキと働いているようにも思う。一方で、最近、新卒社員の残業問題は大きな波乱をよんでいる。
うまくいっていると思える企業でも、必ずしも全て理想的と言える環境ではないようだ。
ただ、サイズが大きくなり過ぎるとコントロールは難しいのかもしれない。
だからと言って、諦める必要はないと思う。例え、この本に書かれていることがおとぎ話だったとしても、たまに読み返して、気持ちをうまく切り替えるのが良いだろうと思う。
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■よみやすくてすごくいいです。クマ太郎が社長で、どう会社の利益を増やすか、そもために必要なもの、を探っていく話だけど、結論が意外なほど日常的なものでさくっと読めるし繰り返し読みたい本だね。
ありのままで素晴らしい。隠と陽ですね。
Posted by ブクログ
本書は「父親からリゾートホテルの経営を引き継いだクマ太郎が、倒産の危機に瀕しながら、経営において大切なことに気づいて業績を改善させ、さらに社員もお客様も自分自身も深い幸せを味わえるようになるまでの物語」です。(筆者によるあとがきから引用)
現実はこう上手くいかないだろうなと思いつつ、途中のマーケティング論の一部が、「100円のコーラを1000円で売る方法」(永井孝尚著、中経出版)とかぶっていたり、「物事にはすべて陰と陽の二面があって、長所も短所も光の当て方の違いに過ぎない」(=地球のまわりの月のごとく、普段真っ暗な所も、光を当てればそこは輝いて見える)といった言葉にはっとしたり。
てな感じで、興味深く、また、心が何か温まるような感覚を覚えながら、読めました。
Posted by ブクログ
人は何のために働くのか、という真理が分かりやすいエピソードで書かれていると感じました。
自分自身の実体験とリンクするところもあり、この本を読んだ直後の気持ちを忘れずにこれから生きていきたいと感じました。
Posted by ブクログ
タイトルからして幼稚そうで、読み始めたらクマ太郎、タヌ吉、・・・が登場してきて、こりゃ完全に間違えてしまったかなっと思ったけれども、なかなかどうして、読み進めるに従って非常に共鳴した。傑作である。ほんの数時間で読み切ってしまった。
Posted by ブクログ
貸出:岡田(2011.11.22)返却
お客様の幸せ、スタッフの幸せが経営理念というのはよく聞く話ですが、見返りを求めて形式だけでそういう理念を掲げても意味がないんですよね。
貸出:桑畑(2012.11.6)返却(2012.11.13)
よく言われているような事が、書かれている本ではあるのですが、改めて仕事に取り組む姿勢として疑問に感じていたような所が少しは解消されたような気がしました。
貸出:石河(2012.12.16)
Posted by ブクログ
近年、日本でもMBAコース出身の経営者が増えたり、経営学やマネージメント手法が普及し効率経営追求が当たり前になってきた。また、実経済の数倍のマネーが世界をかけめぐり、投資家が我々とは別世界の収入を得ている。
そんな中、我々は何のために今の仕事をしているのだろうかとふと考える時がある。収入を得て、自分が生きていくと共に、税金を納め、未来を支える子供達を育てる。もちろん、それらも大切だが、仕事を通じて従業員皆が幸せになること。あらためてその本質的な大切さを見つめなおす事ができた。
業績悪化、厳しいノルマ管理や過度な投資抑制、職場雰囲気の悪化、顧客視点の喪失、さらなる業績悪化の負のスパイラルに入る。ありがちなパターン。会社は社会への貢献により利益を得るために存在しており、そのためにこそ、感謝すること、皆が活き活きと仕事できることを第一に考えていく大切さを再認識した。
Posted by ブクログ
目先の利益ばかりを追いかけ、不幸続きだったホテルの経営者が、感謝することに気づき、社員の良いところに着目し、お客様に幸せを届けるように変身して行く物語。変身するところが一気にきてしまった感はあるが、星野リゾートやザッポスといった実例があるので、クマ太郎とかプー助などの登場人物では物足りないと思ってしまった。
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サービス業の人は読んだらいいと思う。
こういう自己啓発本的な、働くということは的な本は、分かっていることが書いてあって、読み終わっていつも同じ感想を持つが、
この本は割と素直に受け入れられる。
「愛をもって全ての人が幸せを感じられる世の中(仕事)を」
なんて偽善じゃないかと思いがちだけど、偽善だとは思わない。
そう心がけて生きることは絶対に素晴らしいことだし、得るモノは多いでしょう。
ただ、それをビジネスシーンで最前列に置いておいて成功するのかは疑心暗鬼で、この本がフィクションだからかどうにも…。
プライベートでのことなら心の底から同意できる。
わたしは程度を問われなければ幸せと言えるし、いろいろなことに感謝している。感謝しない人は感謝されないという見解は間違っていないでしょう。
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天野敦之著「君を幸せにする会社」日本実業出版(2008)
*他者と競ったり比較したりするんじゃなくて、自分がよりすばらしい心を持てるように自分が成長していけばそれでよい。
*本当に自分は成功をしたいのだろうか?成功することそのものが目的なのではなくて、自分や自分の大切な人たちが幸せになることが目的なのではないだろうか?成功すれば幸せになれると信じていたけれど、金融機関で高収入を得ている友人を見ればわかるように、成功は幸せの条件ではない。むしろ逆に、成功を目指して競争すれば、感謝の心をわすれ、幸せから遠ざかるのではないのだろうか。
*物事にはすべて二面性があるととらえて、すべてに感謝することで、あらゆることがうまく回り始めた。
*企業がお客様の幸せを創造し、お客様がその対価を払えば、世の中全体の幸福量が増加し、企業も利益を得れます。企業は利益を得られるだけではなく社員もお客様からの感謝によって幸せを感じるようになります。これこそ、企業活動の本来の姿であり、資本主義社会の経済のあるべき姿なのではないのでしょうか。
*大切なことは、まず自らが幸せになることです。衣食住がそろっていること、ビジネスができること、生かされていること、すべてが感謝の対象になります。
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『君を幸せにする会社』
ある一匹のクマが営むリゾートホテルの再生を通して、会社の本質に迫る。
さくっと読める割に、本質を突いている点が多くある。
企業が提供するものは何か?それを提供するために必要なことは何か?
おとぎ話なので、簡単に読み捨てられるレベルの本であるが、平易だからこと伝わることもある。
対象年齢:中学生~
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端折られたところに知りたいことがあるような気がした。
もがき苦しんでいても自分の心の持ちようで見え方が変わるので、もっと感謝の言葉を口に出さなければならない。
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経営の傾く温泉施設の話から会社の本質が語られている。
本書での結論は単純明快、会社の本質は人を(お客様はもちろん、従業員や自分自身も含む)幸せにすること。
そしてそのために必要なのは愛と感謝。
読み終えて、正直きれいな言葉でまとめられてる感を感じはしたが、その反面本当に大切なことで、だが意識から抜けてしまうことも多いことであるのは事実である。
また、それらはシステムのように1日2日で方針を変えられるものではない。それを実行できるのは人であり風土である。
素晴らしき人と風土をつくること、それが幸せな会社をつくることと言えるだろう。
Posted by ブクログ
クマ太郎という経営者の主人公を通して、幸せに働ける会社になるまでをシンプルにまとめた一冊。ここに出てくる話は程度の差はあっても、意外とありふれた話のような気がします。でも、ここまで変われるトップはなかなかいないなとも思いました。一度読むと、今度は自分の働いている会社のことも違った視点で見えてくるかもしれないです。
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愛と感謝。
ストーリーは冒頭からベタなかんじで特に引き込まれることもなくリアリティもなかつた。
でもやっぱ何だか大切なことを説かれた気持ちになる。
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クマ太郎が会社経営の失敗を通じて、真理に気付くという話。謙虚さを忘れずに全ての事に感謝し、社員がイキイキと働く事が出来る職場を作るべし、という提言はリーダーの心構えとして留めておきたいと素直に思った。登場人物がいちいち動物でかわいい。
Posted by ブクログ
親の跡を継いで温泉リゾートホテルの経営者になった主人公が、経営建て直しに奮闘するが逆に状況を悪化させてしまう。その後本当に大事なことに気付いて全てがうまく回るようになる話。もう少し細部や人物像など丹念に書き込むと面白い小説になるかも。
Posted by ブクログ
ビジネスも人生も、大切なことはとてもシンプルなこと。
みんなの幸せを願う気持ち、それが自分の幸せにもなり、会社の利益にもなる。それが働くことの本当の意味なんだってことを、物語で伝えた本。
主人公はクマ太郎。出てくる人物が全部動物で可愛い。サラッと読めて2時間あれば読み終わるくらい。
現実そんなにうまくいかなくても、知ってるのと知らないとでは全然違う。
これから働く人もいま働いてる人も一度読んでみると働き方が変わるかも?しれない。
Posted by ブクログ
・WBSスミスの本棚で、城南信用金庫理事長の吉原毅氏が紹介。
・企業の目的は人々を幸せにすることであるが、お客様を騙して儲けたり、従業員を酷使して利益を上げたり、不幸な人々を生み出している会社が多いのはなぜか。
・ユニーク性は低いが、大切な内容。企業のあり方を追求しながら、本当の幸福を見つけ出すストーリー。
”成功すれば幸せになれると思っていたけれど、金融機関で高収入を得ているトラ助を見れば分かるように、成功は幸せの条件じゃない。むしろ逆に、成功を目指して競争すれば、感謝の心を忘れ、幸せから遠ざかる。”
”自分たちは生きていけるだけで幸せである。
すべてが感謝の対象である。
競ったり比較したりすることから自由になることで常に感謝のの心を持てる。
物事には常に二面性があり、感謝することで良い面が見える。
自分自身を幸福で満たし、相手の幸福を願う愛が最も大切である”