あらすじ
戦乱の王女として生まれ、最強の魔術師と謳われたレティシエル。
隣国の侵攻によって家族と伴侶を失い、魔術の力を敵国に奪われないため自ら命を手放した──はずが、目を覚ますとそこは見知らぬ天井だった。
情報をかき集めてみると、レティシエルはどうやら別の人間として千年後の世界に転生していたらしい。
しかも家族や周囲の人間、婚約者にすら疎まれている無能令嬢として。
色々と物申したいことがある中、千年後の世界における魔術の術式を目の当たりにし──そのお粗末さに“魔術バカ”のレティシエルはブチ切れた!?
「この世界の魔術レベル低すぎっっっっ!!!」
常識外れな王女殿下が我が道を突き進む最強魔術譚、開幕!
感情タグBEST3
別の人間として千年後の世界に転生したレティシエルは現代の魔術レベル低さにお怒りになり常識を破り我が道を突き進むところが面白かったです!
継続
ヒロインは転生(?)した遥か昔の王女様。
転生した事で、忌み子として疎まれていた公爵家次女にして第一王子の婚約者としての記憶は消えています。
敵国のに利用されない為に、死んだはずなのに意識が戻ったと思った時の反応などは少し新鮮でした。
色々とフラグも撒かれてますし、仕込みもある様子ですし、機会が有れば続刊も手に取ってみたいと思います。
上手いけど、面白くはない
1巻読了し、とりあえず2巻に進みましたが、途中で飽きてしまいました。
文章も上手いと思うし、不自然な展開も少なく、もっと面白く感じても良い気がしますが、どうにも淡白で面白さを感じられません。
主人公が超然としていて、問題を問題とせずに過ごしているし、それに振り回される人々とのギャップを楽しむ、という感じでもない。
淡々とした日記か記録のようで、何に面白さを感じるものなのか、よく分からない。
ただ、女性向けの本のようなので、女性であれば、僕が気付かないところに面白みを感じるのかも。
とりあえず、男性にはあまりお勧めできないかな。