【感想・ネタバレ】図説 日本のメディア [新版] 伝統メディアはネットでどう変わるかのレビュー

あらすじ

累計13万部超のシリーズが6年ぶりにリニューアル。新執筆陣により内容を刷新する。スマホ普及で根底から変容するメディア情況を、データ分析と明快な歴史記述によって的確に捉え、ネットメディアやソーシャルメディアの進化と関連させながら未来を展望する。メディア関連の志望学生・関係者必携!

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Posted by ブクログ

この本の第一版は1980年に発刊とのこと。38年の歳月を超えての新版ですが、その間のメディア産業の激変を網羅しています。なんとなくわかっていた気になる変化をしっかりグラフで示してくれる好著だと思いました。今年、手にした書籍「ソーシャルメディア四半世紀」のように「変えていく側」からの歴史と違い、なんとなく「変えられていく側」いや「失っていく側」である旧来メディアからの視点を引き摺っているところが、「4マス」という言葉がまだ存在していた頃の人間にとってのわかりやすさの要因であり、第一版から新版へ同じタイトルで定点観測している風の仕立てが効いています。したがって章立てで前半から後半に向かいながら「挽歌」から「カオス」にシフトしていく感じがしました。これから38年後、どんな「図説 日本のメディア 第三版」が書かれるのか?いや、それは5年後に書かれなくてはならない本かもしれません。

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2018年12月23日

Posted by ブクログ

角川さんの『躍進するコンテンツ、淘汰されるメディア』を読んだ直後だったため”業界事情”的な深堀りを期待していたが、どちらかというとメディアガイド、関連データ集、といった内容だった。

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2019年08月18日

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