【感想・ネタバレ】未婚当然時代 シングルたちの“絆”のゆくえのレビュー

あらすじ

平成27年版厚生労働白書では「2035年には男性の生涯未婚率が29.0%、女性が19.2%になる」と予測している。今は結婚しない人が増えただけでなく、地縁も会社の縁も以前よりだいぶ薄らいできている。そんな時代に、“絆”はどこで、どうやって築くことができるのか。本書では、結婚したい人たちが結婚に至るには誰がなにをすればいいのか、また、結婚に拠らない“絆”にはどのようなものがあるかなどについて可能性を探ってゆく。

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Posted by ブクログ

子無し夫婦で肩身が狭いのを打破できないかと購読。
話はさまざまなシングルにインタビューしていく形式で進んでいくが、
登場する人々それぞれが「絆とは?どう作れば?」ということに対して、
"真剣"に答えているのが伝わってくる。肉々しい。それ故に面白い。

「困った時の存在を探す旅」の行先を見つけるのは難しいが、
悩み、頑張っている人がいるというのは元気付けられるものがある。
そんな気にさせるのはギリギリの非情感とかすかな希望を抱かせるような
本書の作りだろうか?ともかく編集の妙を感じさせる本であることは間違いない。

それにしても、改めて思うのは男の幼稚性である。
50歳の男が平気で「女は若い方がいい」とか平気で言っているのは、
閉口するが同時に身につまされる思いだ。

女の人にとって一生暮らしていく人間として
男を選ぶのはあまりおすすめできない気がする。
オネエかゲイが良いと思う。

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2017年01月01日

Posted by ブクログ

たまたま目に止まって読んでみた1冊

若い頃はアタリマエにいずれ結婚できる
もしくは1人で良いと思っていたシングルたちが
アラサー、アラフォーになってからの変化などなど
けっこうリアルに描かれている

よく、この手のものを読むが
この作者の書き方は好ましかった
多分データが多すぎることもなく
主張も少ないから万人向けなのかな

また他のものも読んでみたい

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2017年09月18日

Posted by ブクログ

これはなかなか面白かったですね…! この本の一つ前に酒井順子さんの子無し女性に関する本を読んだのですけれども、あちらよりもこちらの本の方がアレですね、実際に婚活の現場などに赴いて取材しているので説得力があるかと思います…。

ヽ(・ω・)/ズコー

未婚のままおっさんになってもやはり、他人とつながりたい気持ちはあるのか…それは女性もですけれども…そうした方々がアレですね、現代風の繋がり方をしている様子がこの本を通じて分かりましたかね。

ルームシェアとか少なくとも僕的にはあり得ないんですけれどもまあ、やりたい人はやってみたら? といった感じですかね…海外ではルームシェアとか割りと普通のことみたいなんでね。

ヽ(・ω・)/ズコー

今後ますます未婚のまま年を取っていく人が増えていくみたいですけれども、僕はアレかなー、少子化とか行くところまで行ったら逆に増えていく? みたいな感じになると思うんですよ! 揺り戻し現象と言うような…貧乏でもやっぱし家族ってイイよね☆ みたいな感じの価値観を持つ人が徐々に増えて行って…みたいにうまくいくとは思いませんけれども、それでも!

↑出生率の低下も2005年で底を打ってからは微妙にではありますけれども、増えているみたいじゃないですか…ですから、あんまし心配しなくてもいいと思います!

さようなら…。

ヽ(・ω・)/ズコー

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2017年04月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

旅のお供として。字が大きいのですぐ読み終わった。未婚の一人として、身につまされる。40過ぎて急に結婚したくなった、50になって急に結婚したくなった、というのにびっくり。私もこれからどうなるか分からんよな。友人というか人とのつながりはほしい。セミリタイヤを目指してるけど、そうなったらやっぱ寂しくなるんだろうか。やっぱボランティアとかすべきか。一人の気ままな生活に生きる意味を見いだせなくなるのか。

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2016年10月21日

Posted by ブクログ

お一人様進行形な人々のリアルがよく分かった。
実際そんな感じ。
みんな迷ってるんだよね。
色んな価値観、経済状況、育ち方がミックスされて正解がないところが1つを選び取れない理由だろう。
豊かだからこその贅沢な悩みでもあるが、当事者にとっては長い暗闇を歩くかの如くの心細さ。
未来が明るいと思えるからこその前向きさ故に未来が見えないと現在の地面も揺らぎかねない。
いっそ何も考えずに飛び込む方が良いのかもと思うものの、取り返しがつかない事にはなりたくない臆病さもある。
文中にあった「鯛」ではなく「鱒」に「鱈」も加えたい。「鱈」ノシュミレーションが勝ち過ぎて前進できない事もあるんだ!

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2018年09月15日

Posted by ブクログ

普通にもてるのに選ぶほうに回って独身な男、失恋きっかけでネット婚活して不愉快な思いをした女性、男女でルームシェア、ゲストハウスで人間関係づくりやビジネス講習会で人脈広げる等。地方で町のために貢献しようとしている女性の話は素敵でした。

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2017年12月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「未婚当然時代」というタイトルが気になって読んでみた。
豊かで成熟した日本では、結婚しなくてもそこそこいい暮らしもできるし、楽しみもあるし、世間的にも煩く言われることもあんまりないし、結婚しないといけない という周りからの圧は結構ないように思う
ただ、自分の意思次第で行動しないと 突如現れた王子様もしくは姫と 感動的なラブストーリーが始まる なんてことは無いのが現実

現実は淡々としていて、求め無い人には恋愛や結婚を与え無いんだろうか、と感じた

いろんな立場、年齢の方々のヒアリングやインタビューも掲載されていて、統計データもあり、なかなか面白かったけれど。
もっと私の知ら無い世界や事情が見れるかなと期待したけれど、岐でいわれていることやテレビで見るような範囲からは飛び抜けていなかった。
気づきや発見よりも、まぁそうだよなー といった再確認するような気持ちになったので、ちょっとがっくしだった。

ただ、とても勉強熱心で真面目な人柄が文章から感じ取れて、にらさわさんは好きだなぁと改めて思う

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2016年10月04日

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