【感想・ネタバレ】騒音文化論のレビュー

あらすじ

駅の構内放送、電車や新幹線内の放送、デパートやスーパーマーケットをはじめとする商業施設、商店街、個人商店、行政のスピーカーから流れる放送、そして車からの警告音などなど。街には機械音、肉声を問わず、スピーカーを通じて様々な音が流れている。そうした音、騒がしい状況を日本人は何の抵抗もなく受け入れている。だが、それに耐えられない人たちもいるのだ。抵抗なく受け入れられる人をマジョリティとするなら、耐えられない人はマイノリティとなる。闘う哲学者として問題提起をしてきた著者が、ここでは「騒音社会」で、静かな空間を求めると同時に、悪露に対する少数派の権利をどう考えるか、という問題について展開をしていく。ことに音は単に数値で測定をして「大きい」というだけではなく、個人差や状況によって「嫌悪」を感じるものなのだ。それは性的なマイノリティや、趣味や趣向の少数派差別にも通じるものだという。

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Posted by ブクログ

「うるさい日本の私」以来、
やはり
中嶋義道さんの発言には
耳を傾けてしまう

「文化騒音」
全く言いえて妙である
あれも
これも
それも
いったいこの国は
どうなってしまっているのだ

そう感じている人は
間違いなく いる
悪戦苦闘している人は
間違いなく いる

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2020年02月04日

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