【感想・ネタバレ】江戸萬古の瑞雲 多田文治郎推理帖のレビュー

あらすじ

祝儀能殺人事件を解決した労を称えられ、稲生下野守から茶会に誘われた多田文治郎。世に名高い陶芸家・沼波弄山が主催する茶会は趣向を凝らした宴席へと続いたが、山場となった江戸では珍しい「普茶料理」の最中、厠に立った客が何者かに殺される。犯人は列席者の中に? 手口は? 文治郎の名推理が始まった。人気の時代ミステリ、待望の第三弾!

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Posted by ブクログ

多田文治郎推理帖第3弾。
稲生下野守から茶会に誘われた文治郎。珍しい「普茶料理」に興味津々で宴席を楽しんでいると、厠に立った客が殺されるという事件が発生し、目付役の下野守に捜査を依頼されることに…
文治郎をはじめ甚五左衛門、お涼などシリーズキャラも確立してきて安定の時代ミステリ。前作までより事件は地味だが、その分読みやすい。
沼波弄山や萬古焼など知らなかったが、陶芸に関しても作中で説明してくれているので面白かった。

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2019年09月24日

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