【感想・ネタバレ】旧名門校 VS. 新名門校 今、本当に行くべき学校と受験の新常識がわかる!のレビュー

あらすじ

ここ数年、中学受験人気が以前に増して高まっていると言われています。
リーマンショック等、不況の影響で一時的に落ち着いた時期はあったものの、
首都圏では4年連続、受験者数は増加。

以前であれば、どの学校を受けるかはさほど迷うことはありませんでしたが、
今は、「選択肢が増えた(御三家に代表される伝統名門校、ニューウェーブの台頭、大学付属校、都立中高一貫校…など)ことで、
まず、どのジャンルを選ぶべきかわからない」「2020年の大学入試改革を目前に、本当に子どもの力が伸びる、良い学校がどこなのか?」

このような悩みを持つ方が増えていると著者は言います。

本書では、主に私立の名門中高を8つのジャンルに分けてピックアップ。
網羅的に紹介することで、読者にとって、志望校選びの尺度を養うきっかけを提供します。
学校の基本情報だけでなく、その特徴、その選択肢を選ぶことで何が得られるかを、
卒業生や学校関係者の声をまじえながら紹介する1冊です。

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Posted by ブクログ

昨今の中学受験の名門校について。

自分が受験した頃と比べて、大分情勢が変わっていることが分かった。

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2023年01月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

●男女御三家vs.超進学校
→それぞれの学校に特色が色濃く存在しており、偏差値よりもその学校のカラーにマッチしているかどうかを考えないと、進学した生徒は苦しくなる。御三家は比較的自由でのんびりした校風が魅力的であるが、大学受験対策などは一切行わないためその点は注意。

●旧・一流進学校vs.新・一流進学校
→程度の差こそあれ、学校独自の取り組みやカリキュラム、優秀なスタッフによる教育が功を奏している。毎年優秀層を確保できる御三家や、ある程度ブランドを確立させることができた超進学校と比べて、一流進学校は常に「危機感」を抱いている。この危機感が、良質な教育を生み出す「軸」を形成していると言える。

●旧・大学付属校vs.新・大学付属校
→近年の「大学入試改革」により不安を抱えた保護者が、「消極的理由」で付属校を選択するケースが増えている。大学受験に縛られずに6年間ゆったりと学ぶことができる点は評価できるが、校風やある種の「ゆるさ」に順応できない生徒は苦しくなってしまうので注意。

●ブランド校vs.ニューウェーブ校
→ブランド校は、そこにあぐらをかいてしまうと急速に変化する社会の波に飲まれて低迷してしまう。その波に上手く乗って台頭してきたニューウェーブ校も、この先5年後、10年後を見据えて「学校として何が求められるのか」を模索し続けなければ、生き残ることはできないであろう。

社会はこの10年間だけを見ても急速に変化を続けている。その変化する社会の中で、何を「軸」として残し、何を切り捨てていくか。その点を常に考え続け、生徒と共に成長し続ける学校のみが、今後の社会において生き残れるのかもしれない。

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2025年01月04日

Posted by ブクログ

受験の世界を長年ウォッチしてきた知識をもとに、本書を手に取る。'名門校'という括りで、その定義を多角的に捉えて紹介する試みは読み易い。学校の栄枯盛衰の歴史の中で、起死回生の挽回を図り、人気が浮上してきた学校の頑張りには敬意を表したい。現役の子供たち、その父母、さらにはその親のシニア世代では、個々の学校のイメージが大きく変わっている部分もあるが、その謎の一因が本書から読み取れる。この三世代にわたって変わらず、'名門校'であり続ける学校には、伝統から培われた校風が引き継がれ、色褪せない強さが感じられる。

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2022年06月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2018/12/27 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
2018/12/27〜12/31

書店店頭で見かけて購入。子供が受験を考えているので、ついつい買ってしまったが、大部分は東京の学校の紹介で、関西や他地方は最後の六章で申し訳程度に扱われているのみ。ただ、どういうトレンドにあるかはよく分かった

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2018年12月31日

Posted by ブクログ

子どもの中学受験を考えるなら、読んでおくことをお勧めするような、進学校の栄枯盛衰を考えさせられる本で、確かに現実績ではあるので、各学校のこの先の反映とは別だが、ニューウェーブ校のところで、トレンド?を知ることができる。P86 大学対策の有無と進学実績の解離。御三家に入ったはいいが、ついていけるかどうか、個別対応の有無など、リスクを考えると旧一流進学校で子供が伸びる。P88 軸となる、教育理念あるいは教育目標、教育方針の確認。昨今では、「グローバル教育」「ICT教育」「アクティブラーニング」がもてはやされてはいるが。P91 宗教色のある学校が「子どもの考える時間」を養う。←確かに。

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2018年12月23日

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