【感想・ネタバレ】新版 悪者見参 ユーゴスラビアサッカー戦記のレビュー

あらすじ

クロアチアの準優勝が世界を驚かせた2018年サッカーW杯ロシア大会。スイス対セルビア戦でコソボ移民の二人が見せた「鷲のポーズ」。さかのぼること20年、1999年のNATOによるユーゴ空爆にその端緒を探ることができる。当時、著者が身の危険を顧みず「世界の悪者」とされた旧ユーゴ紛争地を歩き、直に触れたすべてを綴った貴重な記録。執筆当時から現在までの空白を繋ぐ追章を加えた新版。

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Posted by ブクログ

先に言わせて頂きます。この本は凄まじいです。とにかく読んでほしいです。それも今すぐ!できるだけ早く!

ロシア・ウクライナ戦争に揺れている今だからこそ大切な一冊です。

この本で語られることはあまりに衝撃的です。

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2024年08月19日

Posted by ブクログ

ユーゴ内戦後、世界的に「悪者」となったサッカーユーゴ代表を中心に、旧ユーゴ内のチームや選手を追ったドキュメンタリー。著者のユーゴ代表への愛情や国際的な無理解への怒りなど、本当に熱くておもしろい。サッカーファンでなくても、人の営みの愚かさと愛おしさに心が震えること間違いなし。

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2020年08月25日

Posted by ブクログ

国境で分けられぬ民、国籍で括れぬ意思。これがバルカンなのだ。
絶対的な悪者は生まれない。絶対的な悪者は作られるのだ。

NATOによる空爆とユーゴスラビア崩壊、そしてマスメディアによる情報操作。
ジャーナリスト斯くあるべき、現地取材による生の声から真実に迫る戦記。
今なお色褪せない、どころか、今も燻っているバルカン半島の民族闘争。
サッカーという切り口から、日本では中々実感出来ない現実が克明に記されている。

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2019年05月01日

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