【感想・ネタバレ】愚か者のあいの唄のレビュー

じゃのめ

ゴミ捨て場に倒れたまま歌っていた男、富田富蔵。行き場のない男の声を聞き、バンドに誘ったギターの八千代。その瞬間から[CHOUCAS]での居場所をもらった富蔵だが、ライブハウスに向かう途中、占い師から「運命の人現る」と声をかけられ出会いを求めてふらふらと彷徨っていた――。ロックな世界の片スミに生きる男たちの等身大のラブストーリー。

[ブクログ · ★★★☆☆]

インディーズのバンドマン。この手の漫画というと、はらださんの「よるとあさの歌」、捨井タスコさんの「LOVE SEX ,KISS」、楠本まきさんの「KISS xxxx」(非BL)あたりが印象に残ってる。青春ものというよりは、「酒と煙草とロックンロール」のようなアングラな雰囲気が好き。
じゃのめさんの作品も例に違わずボーカルが浮世離れしている系。ごみ捨て場から拾ったボーカル攻め×ギター担当の受け。紆余曲折、最後に結ばれる…良かったね。