あらすじ
松原英俊、68歳。妻子あり。ただひとつ人と違うのは、彼が「鷹使い」であるということ。
慶応義塾大学を出た青年は、電気もガスも水道もない山小屋でのクマタカとの生活を選んだ。
「お金がなくても幸せなんです」、そう語る彼が追い続ける夢とは何か。
自然好きの少年が鷹狩に目覚めるまで、
師匠への弟子入りから厳しい山ごもり修行生活、
奇跡の伴侶との出会い、
そして現在。
自然の中で繰り広げられる鷹をめぐる衝撃的なエピソード。
雪深い東北の地で約50年、鷹狩をしながら暮らすアウトローの世にも不思議な半生記。
\ レビュー投稿でポイントプレゼント /
※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
無茶苦茶な人である。しかし、こういう人もいる事を世の中に伝えたいという著者の想いがよくわかる。
自分達の暮らす同じ時間に、この世界の何処かで、それも遠くない日本の何処かで、生きている自然がある事の不思議な感覚。星野道夫が写真で伝えようとしていた自然と通じる。