あらすじ
女の子は「国語力は読解力より分析力」「読書量が増えると、算数が解ける」「2割叱って8割褒める」…。ロジカルで科学的な学習法が父親たちから圧倒的な支持を集める話題の「成績が伸びる学習塾」が、子どもの計画・理解・反復・習慣のプロセスを体系化した「女の子の特性」に基づく学習法を1冊に完全網羅
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Posted by ブクログ
男の子版も読んだのでせっかくだから読んでみる。女の子は大人っぽく振る舞いたいし、ネガティブなところに目が行きがちなのが共感できる。2割叱って8割褒める、は色んなところに役立ちそう。
Posted by ブクログ
父親にとって、娘は本当に未知だし、無知だと思い知りました。受験に限らず育て方のコツを学べました。
P12 最も重要なのは、「できなかったことを自分の工夫や努力によってできるようになるという経験」と「学習習慣」が身についていること
P54 寄り添うことが重要
P64 女の子にとって、「どういう集団に属しているか?」が、重要で、その集団が、直接的に本人の成長に関わる。
P65 女の子は、「嫌い」「苦手」を自ら作り出し、そこに逃げ込んでしまう。実際にできなかった時の為に言い訳を準備している。
P103 一番になるより、びりになりたくない。失敗すること、負けることを避けたい心理。
P136 一番いけないことは、なんでも親が決めてしまい、「ほらね、やっぱりお母さんの言う通りにするといいでしょう」と念を押すことで、子供の「自分で決める力」を育たなくさせてしまう。
P145 女の子にとっては、「ミッションをコンプリートしたという達成感そのもの」が大きなご褒美となる。計画したことを自分がちゃんとできたと認識させてあげる。
P146 ネガティブの要因を取り除き、「負の連鎖」をしないように注意
P171 算数の基礎力は「約分」にあり
P220 リビング学習より一人学習
P234 予習よりも復習
P247 「叱る人」「叱らない人」の役割分担を作り、
「最も身近な人は、叱らない」
P256 寝る前に、「納得感」が得られる勉強をさせる。
P260 親の期待や理想に対して頑張りすぎて破綻すると、「できなかった」自分に大きなショックを受けてつぶれてしまう。
P270 女の子と向き合うには、「気概」が必要
Posted by ブクログ
子育ての参考に読みました。女の子ならではの教育方法についてのポイントが100ほど書かれています。もちろん一人一人異なる個性はあるだろう思うものの、女の子ならではの考え方についてはやっぱり自分とは違うなぁと感じるところが多く、どうしても男の考え方で勉強教えてしまってるなぁと反省しました。とはいえ、やっぱり実践は難しい。。。またすごく参考にはなりましたが、これが全てとは思わず、我が子にあった教育ができればなと思います。(どうしても子供の勉強の管理をしすぎてしまっているなというところもあり、どうしたら自分からやるようになってくれるのか、というのが今一番の悩み)
Posted by ブクログ
塾の経営者である筆者が、中学受験などを志す女の子の、お父さん・お母さんのために書いた本です。
塾などで教えていると、確かに女の子と男の子の学び方の違いはあるし、それを筆者が上手に捉えているなと、とても納得しました。
ただ、男の子の中にも女の子の部分がある子もいるし、単純に割り切れない部分が大きいのですが、受験生の女の子と関わる際に知っておいて損はない内容だと思います。
深く腹落ちしました。
Posted by ブクログ
タイトルからして女の子を一括りにしている感じがあって読みたいと思わない本だったがなんとなくパラパラめくってみるとなかなか面白い。
女の子はこう、という決めつけは嫌いだけど、部分的には納得するところもあった。
チャレンジしない、失敗を怖がるなんてまさにうちの子。
他の本でも共感することで信頼関係を気づくことが大切だとあったが、女の子は特にそうらしい。
近頃共感を心掛けていたら子どもの態度が変わったので納得感があった。
Posted by ブクログ
女の子は男の子と違って「失敗を嫌う」「周りの環境に左右される」などの特性を持っているという前提のもと、親はどのように振る舞うべきか、どのような学習方法を取るべきかという内容です。
学習の現場の話も交えた説得力があり、是非実践してみたい内容でした。
Posted by ブクログ
都会に住んで中学受験などするような生活をしているわけではないので、雲の上感はずいぶんとありましたが、そういったズレを差し引いても、著者の経験に基づいた学力の伸ばし方というものを知ることができたのは、とてもよかったと思います。
日頃から心掛けていることと重複する記述も多数あり、なんだかとても心強く感じることができました。
付箋は13枚付きました。