【感想・ネタバレ】盲獣・陰獣のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

江戸川乱歩という人が良く分からないw
頭の中どうなってるんだ?
いわゆるエログロというものなのだろうか?
江戸川乱歩でなければ、私は手に取っていないタイプの小説です。

「盲獣」と「陰獣」の二本立てで複本されたもの。
どちらも「見えない」獣。だからこその恐怖。

あらすじ
「盲獣」
盲目の彫刻家の果てしない欲望にまみれた戦慄の物語。
狙った女性を次々に殺害し、その遺体を群集に晒す盲獣。

「陰獣」
探偵小説作家の「私」は、愛読者である美貌の人妻・小山田静子から奇妙な相談を受ける。文壇を騒がす謎の探偵小説作家・大江春泥の正体が静子の元恋人・平田一郎であり、かつて静子に恋破れた彼が復讐のため小山田家の周囲を徘徊しているというのだ…その真相をさぐる主人公の前に展開していった驚嘆すべき真相とは?

「盲獣」は盲目の獣。
視覚が失われているからこそ磨かれている感覚がある。
「見えない」人間が求めるもの。
その描写は美しいと思って読み進めたが途中から描写がグロすぎてきつかった。

「陰獣」は陰に潜む獣。
犯人が陰にになっていて「見えない」からこその恐怖。
様々なサスペンスを読みなれている現代では、結末はなんとなく見えてしまうけれど、それでも説得力のある面白さだった。

江戸川乱歩がわからなすぎて、もっと知りたくなる・・・。

0
2018年11月24日

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