あらすじ
テレビや新聞などメディアで話題沸騰!
「ダンシング掃除」「勝手に観光大使」などで知られる
“ぬまっち先生メソッド”を、
ご家庭でもできるように1冊の本にまとめました!
子どもたちみんなに共通していえることがあります。
それは何はともあれ楽しいことが一番だということ。
勉強にしろ、運動にしろ、楽しいことなら、
子どもたちは大人に「やりなさい」といわれなくても
自分からやりはじめるのです。
そして、“楽しい”が高じて、
「もっと、やってみたい!」という“やる気”となります。
子どもが成長するのは、子どもの中に“やる気”があるときです。
やる気があれば、子どもは勝手にがんばってくれます。
子ども自身の力で伸びていきます。
それが自信につながっていきます。
ただ、その「やる気」を持たせるには、
お父さん・お母さんの「仕掛け」が必要になります。
◎「早くしなさい!」という前に、子どもが自分から動く仕掛けとは?
◎勉強を「やらされるもの」から「やりたくてたまらない」ものにする仕掛けとは?
◎失敗にくじけず、立ち上がる力を作る仕掛けとは?
本書は、子どもの「やる気」を引き出し、自信を持たせるための、
“あの手”“その手”“あっちの手”“そっちの手”“誰の手”“他人の手”“神の手”“猫の手”
つまりは「仕掛け」となるヒントをたくさんまとめた1冊です。
■目次
1章 “自分からつい勉強する”ようになる「あの手」
2章 ついつい“夢中になって”続けてしまう「この手」
3章 子どもが“もっと伸びる”褒め方「他人の手」
4章 なんでも“やり抜く力”をつける「神の手」
5章 子どもと“しっかり向き合っていく”ための「あらゆる手」
■著者 沼田晶弘
国立大学法人東京学芸大学附属世田谷小学校教諭、ハハトコのグリーンパワー教室講師。
東京学芸大学教育学部卒業後、アメリカ・インディアナ州立ボールステイト大学大学院で学び、
インディアナ州マンシー市名誉市民賞を受賞。 スポーツ経営学の修士を修了後、同大学職員などを経て、
2006年から東京学芸大学附属世田谷小学校へ。
児童の自主性・自立性を引き出す、斬新でユニークな授業はアクティブ・ラーニングの先駆けといわれ、
数多くのテレビや新聞、雑誌などに取り上げられている。
教育関係のイベントはもちろんのこと、企業からの講演依頼も精力的に行っている。
@Twitter ぬまっち(沼田 晶弘)@小学校教諭/@88834
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
やられました。ただただ感心。至らなさを気持ち良く痛感。もっと工夫します。良かれと思ったことが逆効果だったり、?と思ってたことが良かったり、あるあるも多く、全て見透かされてる感じでした。
家でできる「自信が持てる子」の
なるほど〜
なるほど〜
確かに子どもの頃私もそうだったかも!と自分の子どもころをイメージしながら、また日々の自分のかける言葉を考えながら読み進めました。
早速実践!
えっ?うそ。凄い。そうきた!とこちらが驚く行動や言葉の連続です。
お互いに気持ちよく、笑顔が増えました。
Posted by ブクログ
家でできる「自信が持てる子」の育て方。沼田晶弘先生の著書。世界一のクラスの先生ことぬまっち先生が子供たちの自信ややる気、積極性を引き出すための方法をわかりやすく説明した良書。日本は出る杭は打たれるで自信を持つことや自信家が良しとされない文化。すぐに高慢で横柄だとか自信過剰だとか自意識過剰だとか批判されがち。沼田晶弘先生、ぬまっち先生のような教師が増えたら子供たちにとっても幸せなことだと思います。
Posted by ブクログ
産まれて2ヶ月になる息子の育児真っ最中の私にとって、今後の子育ては不安ばかり。特に男の子は「宇宙人」と言われるくらい暴れたり、不可解な行動をするとの情報が私の周りには多いのでさらに不安になります。
そんな不安を少しでも解消するべく、この本を手に取りました。
結論から言うとすごく具体的で分かりやすい!
子育てに関わらず、人間関係はどういうコミュニケーションを取れば正解かは定かではないので、一つの答えというものが無いですが、その中でもこの本は、具体的にいろんな手立てを教えてくれます。
内容は子育て本ですが、大人でも通ずること、出来てないことが多数あります。
この本から得た自分なりの気づきをいくつか紹介します。
大人の役目
・子供に自信を付けさせること。
・子供がやりたいと思ったその瞬間を大切にやる気を持続させるサポートをする。思い立ったが吉日。
・親が制限を掛けずに、したいと思ったことは大切にして一度やってみる。やらないと成功か失敗かは分からない。
・意見を交わして話合う。自分なりの意見を導き出して、それを人に伝える力を養う。そのきっかけを与える。
・勉強は強制させるのではなく、学ぶことは楽しいと思わせる。
・子供を誰かと比較しない。優劣を付けなくても伸びる場面はいっぱいある。
・見ていてくれた、気づいてくれた、認めてくれた。実は物を与える以上に、子供が一番喜ぶことは、親が喜んでくれた笑顔
・目の前にある石ころを必要以上に排除しない。たまには見て見ぬ振りをしてつまづかせることも大事。
・禁止事項は命令ではなく、ポジティブな言葉で注意を。感情的になっても子供は言うことは聞かない。
・親の何気ない一言が子供を良くも悪くもする。引っ込み事案、人見知りなど。言うことによって子供がそうだと思い込む。
など。
子育ては親の影響が一番大きい。遺伝とか先天的なものもあるでしょうが、後天的な部分で家庭環境が子供の成長に影響を与えることの方が影響力が大きいと思います。
まずは親が出来ていないと子供にしっかり言う資格は無い。「蛙の子は蛙」と言うことわざがあるように、トンビが鷹を産むようなことはあまり無いと思います。
ということは親の育て方によって、子供は不良にも優等生にもなると思います。だからこそ、親の子供に対する接し方、言動が見直されるべきだし、他の子供に良かったからと言って、自分の子供に効くとは限らない、一朝一夕にはいかない難しさが子育てにはあり、それが醍醐味だと思います。
そんな子育ての難しさを少しでも分かりやすく、解説してくれるこの良書は、何度も子供の成長の過程で読み返したいと思いました。
Posted by ブクログ
世界一のクラスのタンニンぬまっちの手法すごいな〜とただただ感心。
こどものやる気を引き出す理論としてはかなりベーシックなんだけど、そのアイデアが柔軟だし、手法も豊富だし、実行力があるところが素晴らしい。
確かにこうすれば楽しんでくれるだろうな、と考えるようなこともあるけど、実際やるのが面倒だったり、忘れてしまったり、時間が足りなかったり、気持ちの余裕がなかったりで実行は難しい。
以下、読書メモ
・子どもたちにこれから求められる能力は考察する力と考えを言葉にする力
・褒め方のレベル
1 見る
2 気づく
3 認める
4 褒める(最初はざっくり、次第に細かく)
5 喜ぶ
(6 褒めること、喜ぶことを伝え聞く)
・会話が大切。どう思う?と問いかけ続ける。
なぜ?どうして?を増やしていく
・ピグマリオン効果
誰かに期待されることによって学力は向上する
(アメリカの教育心理学者 ロバート・ローゼンタール)