あらすじ
マインドフルネスと禅、どちらも修行して熟知する唯一の日本人仏教僧が、わが国の精神文化に訪れた800年ぶりのバージョンアップをやさしく解説! ふたつはなぜ今、世界で初めて、ここ日本で融合するのか? 本当に無心になることは、決してむずかしいことではなかった! まったく新しい、マインドフルネスと禅のハイブリッド瞑想法! 【目次】はじめに/第一章 マインドフルネスと出合う/第二章 マインドフルネスが日本に来た意味/第三章 道元とマインドフルネス/第四章 禅とマインドフルネス/第五章 慈悲とマインドフルネス/第六章 「マインドフルネス×禅」と生死のこと/おわりに
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Posted by ブクログ
マインドフルネスをはじめて2ヵ月が経ち、何となくやっていて日々の心がリセットされる感覚を感じていたいが、錯覚で本当にこれがマインドネスフルなのか自分の中で凄く困惑していた。
この本を通じてその困惑していた部分が何だったのか丁寧に説明されており喜びを感じた。
マインドフルネスを習慣にして続けたいと確信しました。
マインドフルネスに消化不良な方にオススメです。
道元禅師の本や映画などを読んだり鑑賞してから読むと更に
理解が深まります。
私は映画から典座教訓の本を読みかけの段階で本著と出会いました。
Posted by ブクログ
何となくわかったような気になっていたマインドフルネスや瞑想、坐禅。
マインドフルネスが、パーリ語の「念」の訳とは知っていましたが、その先がピンときませんでした。
上座部仏教から大乗仏教への転換から、『普勧坐禅儀』の「非思量」、『正法眼蔵八大人覚』の「不忘念」に考えを巡らせると、何となく解ってきました。
著者の書籍はすべて読んでいますが、私は「青空としての私」の比喩を誤解していたようです。
単なる主体と客体の問題、俯瞰することだと思っていましたが、本書を読み、著者の人生の軌跡とともに考えることで、やっと理解できたような気がします。
自分の二重構造の説明が、とてもピンときました。
なるほど。
マインドフルネス×禅が、本当に深い意味を持ちます。
お勧めです。