あらすじ
(概要)
仕事をするうえで、どのように学び、整理し、アウトプットするのか。ソフトウェアエンジニア向けに、プログラミングと執筆を具体例として、知的生産の方法を解説した書籍です。サンプルコードの丸写しでは仕事に役立つプログラムを書けないのと同様に、知的生産術も丸写しではあなたの役に立つものにはなりません。
本書では、数々の知的生産術を比較して学ぶことで、何が重要な原則なのかを体得し、みなさんが自分の環境に合わせて手法を修正し、組み合わせ、新しく生み出せるようになることを目的とします。また筆者が日ごろ行っている具体的な手法や、今までの試行錯誤も紹介します。
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Posted by ブクログ
情報収集し、抽象化・モデル化・パターン化し、実践・検証するサイクルを回すことが大事。
抽象化は、理解する上で勝手に頭の中で実施していたりするが、改めて本書の内容を読んで、なぜ必要なのかがわかった。
自分の言葉で説明できるか?
自分の経験に基づいて具体例を挙げれるか?
は、理解度を高めるために必要なことと理解しているつもりではあるが、実践できていない。自分の中に落とし込めて知識を使い込めるようにしたい。
また、改めて全体像を掴むことの重要性がわかった。
ドキュメント精査などする際に、大雑把に把握しておくと役に立つ。これもわかっていたつもりであるが、現状、業務であまり活かせていない。
Posted by ブクログ
知的生産に関する本書は、川喜田氏のKJ法をUpdateする意味で、今まで出ていた書籍の方法論の紹介や、著者の経験を交えて知的生産に関する方法論をまとめたもの。
実際問題、やってみないとわからないことは多々あるはずだというのが個人的な意見ではあるが、本書は方法論の紹介だけでなくメリットデメリットも著者なりに書かれてあるので、自分の方法論を試しながら、かつ本書で引用されている書籍などを参考にしつつ、自分の知的生産に関する方法論をUpdateしていくには良い本になっていると思う。