あらすじ
一度スタートしたサービスは止めたくない,というのはWebに携わる開発者や担当者に共通する意識ではないでしょうか。しかし,サービスの成長にともない,サーバの増強,ハードウェア/ネットワークの障害対応,複数サーバの同期と管理などが不可欠となり,24時間365日止まらないサービス,稼動し続けるサーバ/ネットワークインフラを設計・構築・運用するには,数々のテクニックが必要です。
本書では,Webシステムのスケールアウトを念頭に,負荷分散システムの構築&高可用の実現,パフォーマンスチューニング,そして手間を極力抑えた運用術という三つのテーマをまとめて解説します。
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
4章のLinux単一ホストの負荷を見極めるが大変参考になった。ロードアベレージとCPU使用率の違いや、sar,top,vmstatの使い方がよくわかった。カーネルソースを引用して説明していて、OSの理解が深まったとともに、この辺のことをよく知ろうと思ったらやっぱりソース読んだ方がいいんだなぁと改めて思った。
Posted by ブクログ
- 冗長化
- ロードバランス
- リバースプロキシ
- Keep-Alive
- レプリケーション(マスタ、スレーブ)
- スレーブではI/Oスレッド、SQLスレッドが働いている
- 負荷はCPU負荷、I/O負荷のいずれかに分類される
- マルチプロセスとマルチスレッドの違い
あたりについてよく書かれている。2008年の本であり技術的な違いは今と多くあるにせよ、今でも役に立つ考え方、知識が手に入る良い本でした。
Posted by ブクログ
フォトリーディングNo.68
目的:インフラのポイントをおさえる
トリガーワード:冗長化、障害、故障、サーバ、ロード場ランサ、DNSラウンドロビン、負荷分散、リバースプロキシ、キャッシュサーバ、レプリケーション、スレーブ、フェイルオーバー、サーバーファーム、VLAN、チューニング、ログ、リバースプロキシ
質問:①チューニングのコツは?
②DNSラウンドロビンとは?
③キャッシュサーバとその効果は?
~20120716ポストレビューここまで~
~20120717アクティベーションここから~
質問に対するまとめ:
①推測&計測。CPUとI/Oのどちらがボトルネックかを探る。
②1つのFQDNに複数のIPを振って分散
③あるクライアントがダウンロードしたサーバのドキュメントを、別のクライアントにもキャッシュを有効にする
雑感:知らないことが多いがわかりやすい。
Posted by ブクログ
結構前に買った本なので。。。仕方ないけど若干内容が古いような気がする。最近のクラウドのことは書いていない。
また、Apacheのコマンドレベルとか具体的な内容が記載されていて必要な人には良いと思うが、私はそこまでは直近不要なので、読み飛ばした。
基本から書いてくれているので、勉強にはなると思う