あらすじ
Webは誕生から20年で爆発的な普及を果たし,17億人のユーザと2億台のサーバを抱える巨大システムへと成長しました。Webがここまで成功した秘密は,その設計思想,いわゆるアーキテクチャにあります。Webのアーキテクチャ,そしてHTTP,URI,HTMLといったWebを支える技術は,Webがどんなに巨大化しても対応できるように設計されていたのです。
私たちが作る個々のWebサービスも,Webのアーキテクチャにのっとることで成功へとつながります。Webのアーキテクチャに正しく適応したWebサービスは,情報が整理され,ユーザの使い勝手が向上し,ほかのサービスと連携しやすくなり,将来的な拡張性が確保されるからです。
本書のテーマは,Webサービスの実践的な設計です。まずHTTPやURI,HTMLなどの仕様を歴史や設計思想を織り交ぜて解説します。そしてWebサービスにおける設計課題,たとえば望ましいURI,HTTPメソッドの使い分け,クライアントとサーバの役割分担,設計プロセスなどについて,現時点のベストプラクティスを紹介します。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
Webの成り立ちや周辺技術に関して幅広く学べます。Webサービスを開発するに当たって大切な概念であるRESTについても十分な説明と、URL設計のケーススタディにより、理解が深まる内容になっています。Webサービスに関わる方なら言わずとしれた良書です。
Posted by ブクログ
「最低限、このくらいは抑えとかないとね」
がカバーされていて、内容のバランスもツッコミ過ぎていなくて非常に良い。
学習書にも向いてると思うし、人に説明する際の資料としても使いやすい。
Posted by ブクログ
Web関係の基礎知識がまとめられた一冊。
なんとなく聞いたことある状態から基礎を固めるのに最適。
コンパクトにまとまっているので復習するのにもよさそう。
Posted by ブクログ
友人のGooglerに大絶賛されて勢いで購入した本。設計時に何故RESTfulであることが大事なのかが分かる。また、何故WebサービスとWeb APIは、同じように使われるべきなのかが分かる。
Webサービスを作ろうとしているなら、プログラミング言語に触るだけでなく、ここで書かれているような基幹技術についても知っておくべきだと思う。
Posted by ブクログ
大変な労作。これだけ簡潔かつ分かりやすくまとめるまでに、どれほどの背景知識や調査、現場での経験が必要なことか。Webの開発に関わる人は必読の書。
Posted by ブクログ
Webの歴史や設計思想についてかかれてる。
10年近く前の本だけど、色あせない技術について書かれてる気がする。
また、必要になったら真面目に読もう。
Posted by ブクログ
まだまだ書かれている項目を完全に理解したとは言えないのですが、気になってはいたけれど、分からなかった単語や項目の理解の手がかりが解説されていました。また事あるごとに読み返したいと考えています。
Posted by ブクログ
「支える技術」シリーズのファンになったきっかけの本。コードを書きながら読む本ではないが、WEBに関する基礎技術全般をカバーしており、分かりやすい。
Posted by ブクログ
良本、という感じ。表紙と帯に書かれている内容がすべてです。曖昧に適当に作ってもウェブサービスって動いちゃうけど、RESTとかURIパターンとかの背骨をきちんと知るべきだよっていう本。ウェブ開発者は一旦読んでおいた方が良さそう。自分はRailsやってるので、Railsがなぜああいう規約になっているのかだいぶ理解できた。
WebDAV周りとかJSONとかよくわかってない、というか使ったことがないので何かで補足しておきたいかな。
Posted by ブクログ
会社で新人研修の教科書として使われており、前提となる知識について抜けや穴がないか確認するために読んだ。
Webの基本要素について丁寧に解説しており、とても読みやすかった。またWebエンジニア歴は2年ほどだが、今まで体当たり的に知識・用語について身につけていたため知識に抜けがあったことがわかり、落穂ひろいという意味でも有益であったように思う。
Posted by ブクログ
一回読んだだけでは完璧には理解できなかったので、どっかのタイミングでもう一回読みたい。
ある程度は当たり前のことが書かれてるんだけど、まとまった形で示されると自分がいかに分かってなかったか、勘違いちゃんだったか思い知らされる、そんな本。
Posted by ブクログ
Webを支える技術という題名通り,
その技術がどういう成り立ちで作られてきたのか,思想・設計などが書かれており,そこが面白いところだと思う.
技術書というより,読み物として読んでも面白いと思う.
Posted by ブクログ
URI設計について、読んでみたくて購入。Web関係の開発者であれば、確実に必要となる知識が書かれていると思います。
ただし、Web技術にある程度、精通している読者にとってはおさらい的な内容になるかもしれません。
それでも改めてプロトコルやURI設計について確認できる良書だと思います。
Posted by ブクログ
ある程度システムの知識がある前提で、WEBについての知識を深めるための本。じゃないと、言い回しとかがなかなか分かりずらい。
ふわっと理解していたWEBの思想・歴史、アーキテクチャの理解が深まる。。設計における実践的な内容も記載されている。
Posted by ブクログ
メディアのフォーマットにmicroformatsやAtom拡張のOpenSearch、AtomPubといったものがあることを初めて知った。
今までWebサイトをいくつか作ってきたが、こういったリンク間の関係についてはまったく意識していなかった。
こういったリンク間の定義が徹底されてくると、Webサービスの可能性がさらに高まるだろう。
Webサービスを作る際は、新たなフォーマットを新たに定義しなおす前に、使えるフォーマットがないか探すようにしよう。
Posted by ブクログ
このシリーズにしてはあまり突っ込んだ内容でなかったような。
それでもRESTをキーワードに、WEBを支える重要なプロトコルを丁寧に説明してあり理解の役に立つ。
ATOMなんかは全く触れたことのない技術だったので、分量的にも内容的にも気軽にそこそこの内容まで勉強できてよかった。
WEB APIの設計のところは抽象的であまり実感がわかなかった。ああいうのは経験を積むしかないのだろう。
いずれの説明についてもリソースのリンクが重要なんだという立場が強固であったため読みやすかったし、すっきりと読めた。
Posted by ブクログ
webエンジニアとして仕事をしていれば大概知ってることが書かれてる。
あと今は使われてない技術や知らなくていい技術が載ってる。4部はほとんど読み飛ばしていいと思う。digest認証やjsonpも今の時代に使う人はほぼいない。
刊行が2010年なのでさすがに今読むものではない気がする。
これからwebエンジニアになろうという人にはいいのかもしれない。
Posted by ブクログ
わかるところはわかったが読み終えた時、?でいっぱいだった。エンジニア初めて間もないが、高い評価や口コミの理由があまりわからなかった。
あと内容が若干古い。
Posted by ブクログ
参考文献として、開発しながら横に置いておくといいかも。これを読んだからと言って、完全に頭に入るわけではない。でも、細かいところまで説明されているので、一冊あるといいと思います。
Posted by ブクログ
Webを支える技術要素を細かくかつ丁寧に学習することが出き、今までなんと無く把握していたことも改めて腹落ちさせることができた。定期的に読み返したい。
Posted by ブクログ
Web関連の開発をするならば基礎固め的にざっくりでも読むのをおススメします。
Webのアーキテクチャを知っていて開発するのと
知らないでするのとではかなり差がでるだろうなと。。
Posted by ブクログ
一通り目を通したものの、わからない部分がかなり…
プログラミングしているだけではわからなかった理屈がちょっとわかっ部分はあれども、理解すべきかどうかも理解できない状態です。
何となく理解できないといけない気はするので、再びどうしても読みたくなる日が来るよう日々鍛錬ですね。
Posted by ブクログ
Webの知識をつけたかったので読んでみた。前半は概念の話だったので知りたいことがわかったが、後半はかなり専門的な話になるので斜め読みした。もうちょっと基礎的な事をしりたかったんだけど、的が外れた。