あらすじ
愛されたいから、愛したい――
セフレとして気軽な付き合いをしていた倉橋と松根。ある日、倉橋が勤める呉服店にお得意様と一緒に松根が訪ねてくる。普段、倉橋に見せる顔とは全く違う愛想のいい松根をからかっていたが、お得意様が彼のお見合い相手だと知る。その後も松根と関係を続ける倉橋だったけど――…?(dCDX「チキンハートセレナーデ」あらすじより)
大島かもめの大人気コミックス「チキンハートセレナーデ」の未収録番外編第2弾!! コミックス後のラブラブな日常を覗き見…☆ コミックスと合わせて是非お楽しみください!
※本作は「drap2022年9月号」に掲載されたお話と同じ内容です。
超ナルシストのハイスペ証券マン✕ツンデレの定食屋店員の恋を描いた『恋ときどき、焼きサバ定食』や、純情青年✕小悪魔系40代の年の差ラブストーリー『仕立て屋と坊っちゃん』など、初期作品はコミカルな印象が強かった大島かもめ先生。しかし本作では、一見スマートなようで、いろんな痛みや諦念を抱えて生きてきた2人の男性の切実な心の交流を見事な筆致で描き出しています。
優秀な兄の影に隠れながらも「愛されること」を願っていた駿斗と、ゲイである自分を押し殺して結婚しようとしている央倫。互いに下の名前しか知らないセフレ関係にある2人ですが、上司の娘を接待中の央倫が駿斗の職場の呉服屋を訪れて、まさかのご対面を果たすのでした。それをきっかけに、一緒に遊んだり食事をしたり、さらには家に招いたりするようにもなり、もはや「セフレ」とは呼べない関係に。しかし、そんな2人の間に「見捨てられる恐怖」「世間体のための結婚」という壁が立ちふさがります。
「心の底から傷つくのはもうごめんだ」。いつの間にか“チキンハート”になってしまった2人の絶妙な距離感ややり取りが、読み手の心をギューー―っと切なく締め付けます。決して大げさではない何気ない仕草や言葉、表情で繊細なドラマを紡ぎ上げる、大島先生の大傑作と呼びたくなる作品です。
感情タグBEST3
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匿名
いつまでも
2人の暮らしを見ていたい!佑兄の赤ちゃんを抱いてる央倫も見たい。近いうちに禁煙絶対成功させて。赤ちゃんの成長って早いから〜。今は幸せだから心にも余裕が持てて良かった。またanother storyを楽しみにしてます!
出会いの一冊目の長編以降、
2冊目and3冊目、、、っと
短編が不規則に続き
とても感謝です。
雰囲気的に未だゆっくりと継続する感じが。
大好きな2人のこれからをゆっくりゆっくりと
見ていきたいです。
番外編2
相変わらずラブラブでエッチな二人がまた見られます。
帰宅までに色々あった松根を癒してくれる倉本とは、今回でお風呂💕
エロくて面白い短編でした。
本編以降で分かる。ひろみちは私たちが思っている以上にはやとのこと好きなんだと。
私もよく思うけどプライベートが上手くいってる時は人の感情を察してあげられたり思いやれるんだよなぁ。そしてふたりがそれだけ円満でいるのが嬉しい。赤ん坊が可愛いと思えるって気持ちを伝えるのもタバコを止めようって思えるのも素敵。ふたりいつまでも幸せでいてね…
ヒロミチ目線
2人の日常が少しだけ垣間見えて幸せだった。
人は余裕がないと他人に対して優しい気持ちになれない事を、人身事故の電車遅延で目の当たりにするヒロミチ。帰りに寄ったコンビニでもイライラした店員と遭遇。沈んだ気持ちで家に帰ると、優しいハヤトの笑顔。
ほんのりと温かい2人の日常にほっこりした〜。
匿名
2人が幸せそうで、嬉しくなりましたー。
あと、思ったのは駿斗がすごく若返ってた。笑。
コンビニのバイトくんの事、そんなに似てないでしょ?若者じゃん。
って思ってたら、でてきた駿斗も若くなってて、ホントだ、似てるってなった。
何気ない日常。
トラブル続きで、遅くに帰宅。
疲れMAXでも、駿斗の「おかえり」で癒やされていく
央倫。
余り顔に出ないけど、ほっとしているのが
良い。
相変わらずエロくて、かっこいいふたり。
匿名
心に余裕を
周囲を思いやれる心の余裕、幸せを感じられる心のゆとりを持ち続けていたいなと、改めて感じた作品です。
前回に続き、番外編はヒロミチ目線のお話なんですね。
2人のイチャイチャが変わらずで嬉しいです!