あらすじ
街歩きの名手・泉麻人が今度は「東京23区の外」を歩いた! 多摩地区30の市町村をすべて踏破、軽妙なエッセイで綴る。東京住民も意外と知らない多摩地区の風景とは。写真多数。
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Posted by ブクログ
徒歩3分で区外になる、まさに境目の西武線ユーザーの私としては、身の回りのなじみのある土地の情報で読み応えたっぷりでした。見知った土地でも知らないことがたくさんあり、もちろん足を運んだことのない地域の情報は、興味深いものばかりでした。近所を歩いていても、史跡や碑など、今まで目に入らなかったものが目に付くようになるのも、泉さんの本の影響です。
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4年前「大東京23区散歩」を読んで面白かったので、こちらも読む。同じシリーズを面白く読む私は私なのだが、いろいろな状況は大きく変わってしまった。そのことを何度も思いながら読んだ…
全部は無理にしても、いろいろ行ってみたいなぁととりあえずのんきな感想を…
Posted by ブクログ
多摩地域の散策本ということで読んでみた1冊。各市町村を数ページずつ紹介しているので、立川を含めよく知っているまちについては著者よりも確実に知っているけれど、他のまちについては初めて知ることも多くて「今度行ってみよう」と思えたところもいくつもある1冊でした。各町村や観光協会が出している情報はよくまとめられていて統一感はあるものの、他の地域との比較がないと「そこがどうおもしろいのか」「その謂れって別に珍しくないよね」的な評価が入りにくい部分もあるのでは、と思えました。実際に足を運んで比べているので、ざっとこの地域を俯瞰するにはいい1冊と思いました。
Posted by ブクログ
企画の元となった『東京23区散歩』は読んだことがなかったが、多摩地区に興味があり手に取ってみた。
初めて多摩地区に行く人が、地域の有名どころと、現地で知ったことをざっとわかる。著者がどうしても書きたいテーマでないことは冒頭でわかっていたが、あまり興味のないことのうまい表現の仕方が秀逸と感じた。
多摩地区をテーマにした本は少ないので、貴重かも。