あらすじ
人にとことん尽くしたら、お金は後からついてくるんや。
バリ島で成功した大富豪"兄貴"は、いかにして巨万の富を得たのか? 金言&実践集!
人を選んだり、責めたり、追い詰めたりしない。大目にみよう。“好き"を仕事にしない。出来ることを仕事にしろ。金儲けをしようと思ったら、まず恩を返すことを考えよ。自分が滅びても残るものは、間違いなく不動産。即戦力を雇いたかったら、ライバル会社に頭を下げろ。バリ島で大富豪になった"兄貴"の人生が豊かになる33の教え。 「前はどこか苦しくて寂しく、"自分だけが大変"と思っていました。兄貴と知り合ってから、私は若くして独立してたいへんだったからと意固地になっていた自分の良くないところが本気でわかってきました」(吉本ばなな)
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Posted by ブクログ
この丸尾孝俊って人、この本を読むまで知らなかった。
3歳で母親が家を出て、いつもお腹を空かせて万引きを繰り返し、暴走族を経て、学校は中学までしか行ってなく…
それでも、今はバリにものすごい不動産資産、数十件の自宅所有って、並大抵のことじゃないよね。
読んでるととにかく人情に厚い人だよね。
それは、幼い頃にコロッケを盗んで逃げた時に、そのコロッケ屋のおばちゃんに”明日も来るんやで”て言われたことが、原点になっているのかもしれない。
近所の貧乏な家でも、”うちで食べていき”ってよく晩ごはんを食べさせてもらってたとか。
いいなぁ。昭和の30~40年くらいはそんなもちつもたれつな社会があったんだね。
とにかくこの兄貴のバイタリティと恩返しの心意気には脱帽。