【感想・ネタバレ】幻獣の求婚 妖精の巫女と幻獣学者【特典SS付】のレビュー

あらすじ

かつて妖精守をしていた葡萄酒醸造家の娘ルルは、神聖な山から水を汲んでくることを日課としている。そんなある日、彼女は山で倒れている不審な男を発見し駆け寄った途端、突然現れたペンギンのような巨大生物に抱き潰され、死を覚悟することに。その窮地を不審者だと思っていた幻獣学者レイヴンに救われ、彼の話を聞くことになったのだけれど……。その巨大な生物が神聖な妖精で、私を親だと思い込んでるなんて嘘でしょ!? 幻獣の親になってしまった少女と心を閉ざした幻獣学者のラブファンタジー。幻獣シリーズ第2弾!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

1巻から三年後の世界で、別の国の別のカップルのお話。ストーリーは申し分なく面白かったし、天真爛漫で素直なヒロインと真面目堅物ぽいようで一抹の薄暗さを持ち合わせるヒーローの食い合わせも良く、恋愛、成長ともに楽しめた。個人的には1巻のカップルより好きかも。
ただし、問題は挿絵。宵マチさんはとても好きなイラストレーターさんなのだけど、このお話には勿体ないと言うかミスマッチだったような気がする。宵マチさんはドレスとか十二単とか豪華な衣装で映えるイラストを描かれる人だと思っていて、今回は素朴な島のお話で絢爛豪華さとは無縁。キーとなる妖精の雛(モフモフしたペンギンの雛のような外見)の描写に不満が残る。本文で描かれているようなモフモフ感が感じられなかった。恐らく動物描かれるのが苦手なんじゃないかしら。表紙に首から上だけ描かれているその子を見ただけで、何となく察したくらい。
それが★1つ下げた理由。好きだからこそそこだけちょっとガッカリしたという個人的な話です。

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2019年08月16日

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