あらすじ
王女マリアーヌに侍女として仕えるソフィアは、留学から帰ってきたマリアーヌの兄ノエル王子に、会うなり前世からの恋人だと言って熱烈な求愛をされる。彼らは有名な悲恋の物語、ミレイユとワイアットの生まれ変わりだというのだ。際立った美貌のノエルに真摯に口説かれてトキメキを覚えるものの前世だのなんだのはとてもソフィアには受け容れられない。しかしノエルは持ち前の知略と執着でミレイユを追い詰め、ミレイユも何故か彼を強く拒むことができない。「もしかしてこれだけで気持ち良くなっちゃった?」とろとろに蕩かされ、純潔も奪われたというのに、ノエルに嬉しそうに微笑まれると許してしまうソフィア。前世なんてないはずなのに!?
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なかなか
表紙のイラストがアニメチックというかラノベチックな感じですが、内容はなかなかでした。
前世の姫の生まれ変わりだ!と美しい王子に迫られるヒロイン。いつかは落ちるのはわかっているのですが、前世とかではなく今の私を見て、という気持ちも良くわかります。
前世での物語は美談として語られてはいますが、本人たちにとっては悲恋の美談なんてものではない。現代の伝記なんてものもそんな物があったりするのだろうなと考えさせられました。
続編を読みたいです
小説の後半部分から、物語に引き込まれて、夢中になって読ませて頂きました。
読み終わって、もう一度、最初から読み直すと感動が増すように感じました。
最後が、あともう少しだけ続きを読みたいと思う部分で終わってしまっているので、残念です。ちろりん先生が、あとがきで書かれていらっしゃいますが、是非とも機会があれば続編を読んでみたいです。
続きが読みたいです!
え、ここでおしまい?!という感じで終わってしまいましたので続編があるといいのになぁと思ってます。
二人の今後が気になりますし、マリアーヌ達の恋の行方も気になります。