あらすじ
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2019年4月――。ついに、今上天皇が退位されます。2016年に発表された衝撃的な“お言葉”の発表を受け、「その日」に向けた準備が着々と進むなか、日本人はあらためて、こう問わなければならないでしょう。
私たちは、天皇のことをどこまで知っているのか、と。
本書は、歴史や文化、宗教、ご公務の実態といったさまざまな観点から、天皇・皇室に関する基礎的な知識が理解できる1冊になっています。
神話(古事記・日本書紀)好きも、日本史好きも、社会問題追求派も納得!
貴重な絵画や写真、イラストを使ったビジュアル重視の誌面を実現しました。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
小中学校の社会の授業でちゃんと勉強したはずなのに、本当に知らないことが多い。
それは、小中学生の頃は「ふ~ん」程度でしか聞いてなかったからだと思うのです。
今もし教科書を読み直してみたら、案外違った見え方になるかもしれない。
天皇の歴史は、日本国の歴史そのものだ。
男系男子で紡がれた歴史は、世界中で日本だけ。
どんなに権力者が入れ替わっても、天皇だけは侵されず、今も続いている。
これを素晴らしいと言わず、なんというのか?
天皇崇拝がイコール独裁主義じゃないだろう。
盲目的な崇拝ではなく、本当に尊敬に値するという感覚は持ってもいいのではないだろうか?
今まさに社会の変化が激しい時代だ。
だからこそ歴史が大事なのではないだろうか。
続いている歴史をどうやって継承していくのか?
進化論的には、変化に対応できないものは滅びるしかない。
果たして、今まで続いていた素晴らしい日本の歴史は途切れてよいのか?
時代に対応して生き残るのか?
天皇制についてだけでも、考えることは様々ある。
そして考えれば考えるほど、それらが自分たちの生き方に通じていることに気が付く。
海外と比較しての、日本の素晴らしさを認識し。
かつ、海外と日本の違いを認識し。
その中で、我々は今後どこに向かっていくのかを示す。
やはり歴史も含めて、日々勉強しかないのである。
(2020/2/29)