あらすじ
中堅の商社に勤める川本月子は、ごくフツーの平凡なОL。そんな彼女の唯一の楽しみは、毎週金曜日に飲みにいくこと。愛読するグルメブログ「ひとり飲みの女神様」をチェックして、サクサク白海老の唐揚げとキンキンに冷えたビール、ぷりっぷり生牡蠣とすっきりグレープフルーツサワーなど、お酒とグルメを堪能。そしてぶらりと立ち寄った酒場では、一期一会の意外な“縁”もあり……? 赤提灯に誘われて、今宵も行ってみましょう、ひとり飲み!
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月子はお酒が大好きな普通のOLさん。
月子の日々の出来事と共に数々の魅力的なお酒と料理が登場する。お酒はもちろんお店も全て実在するお店をベースに描かれているみたいです。
ちなみに私はお酒が飲めない人
Posted by ブクログ
ひとり飲みには様々な形がある。
居酒屋、バー、家飲みなど。お酒は料理に合わせて頂く。
とにかくお酒を飲みたくなる。すぐさま居酒屋に行きたくなる。
私はビールは飲まないけど、ビールが飲みたくなる。
ため息が出てしまうような、料理とお酒の組み合わせ。
そんな瞬間を味わってみたい。
お酒を飲み、料理を食べる表現が、とても上手く絶品。美味しい本だ。
『いいお店との出会いも、美味しいお酒との出会いも一期一会の縁』
この本との出会いも縁なんだな。
話の展開は読めてしまったけれど、とても楽しい本でした!
Posted by ブクログ
若い女性があちこち1人飲みする話。
お酒もお料理も美味しそう。
連作短編なので読みやすかった。
そして、この主人公がとてもお酒が強い人で羨ましい。
自分は子どもを産んでからめっきりお酒が弱くなってしまったので、こんなに飲めたら楽しいだろうなぁ。
続編もあるようなので、そちらも読みたい
Posted by ブクログ
個人的にハードルが高いと思っていて、経験したことがないひとり飲み。
ひとり飲みのいえばお店で、、とイメージしていたが、自宅や新幹線など楽しもうと思えばどこでも楽しめることは、当たり前のことなのに自分の中では盲点だった。
主人公の月子が、初めてのお店に入る時、無駄に緊張してしまう感じや、気にしなくていいようなことも気にし過ぎる様子は、もし自分がその立場でも同じことになりそうだなーと、気持ちがよくわかった。
でもそんな不安を上回ってくるひとり飲みの素敵な魅力を知ることができた。
お酒の美味しさ、料理の美味しさ。
ひとりだからこそ、ちょっとしたことや嬉しかったこと、もやもやした悩みなど、ぐるぐると頭の中で考えて、のんびりと自分の考えを見つめる時間を作れること。
お店の雰囲気や、その場での人との交流。
読んでいると、自分もその楽しさを体験したくなってくる。
ひとり飲みでの出会いが奇跡的に繋がる感じは、流石にフィクション感が強いが、それでも充分楽しめた。
登場するお店が実在しているというのも、あの話の料理やお酒が楽しめるかも、、という楽しみがあって嬉しいおまけだと思った。
Posted by ブクログ
一人飲みの話と言えばワカコ酒だったけど、
こちらは食べて飲むタイプの一人飲み。美味しそうに飲んで食べるなぁ~!
塩さえあればツマミはいらないというタイプではないので、こちらの方が共感ができる。
とはいえ、毎週こんなに飲んで食べたらカロリー的にヤバイと思うけど(笑)
あと宅飲みで冷蔵庫に入ってるもの多いな!
一人暮らしでどんなデカイ冷蔵庫使っているのか。
卵、紫蘇、明太子、納豆、ししゃも、イカの塩辛、ポテサラ、馬肉セット、ネギ、トマト、ハーブチキン、サラダ的なもの、チーズとな。
都内で1LDKという部屋も正直羨ましい。
北山兄妹との絡みがライトなまま終わったけど、北山と今後進展するのかな?
妹に振り回されるややシスコン気味の北川兄の中身がまだ見えてこない。
Posted by ブクログ
金曜に飲み歩く女性OLのお話。ビール、日本酒が美味しそう。
1人飲み歩きしたいなぁ〜。
内容は、、数日経ったら忘れてもうた。
内容より、ただただ飲みたくなる小説。
自分がお酒好きだからか、、?
Posted by ブクログ
文字通り、ひとり飲みを愛する女性が主人公。最初の方の話は飲み屋さんでの飲食の話ばかりで人間模様がほとんどなく、えっ、このまま続いていくのかな?と心配に。後半は色々と人との関わりが見えてきて、続編が楽しみになりました。