あらすじ
【電子限定特典ペーパー付き】成層圏上層より飛来する謎の巨大飛行生命体・天翔体。あまりにも圧倒的な能力に人類は抗う事ができない…。人類の希望は“火球の子”と呼ばれる特殊能力を持った子供達の手に委ねられる。隠忍もその一人だった。極端に「存在感のない」彼女は、その存在を他者から認識できなくなる能力を有していた。彼女さえいればミサイルの発射圏内に近づき、天翔体に対抗できる。そして、そんな彼女を唯一認識できる男性・ダンクにも重大な秘密が…。
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Posted by ブクログ
webコミックから書籍発行へと言う好ましい展開。やはり、『紙媒体』で『きちんとお金払って』読みたいと思うのね、個人的には。(いずれ老眼がもっと進めば、紙媒体では楽しめなくなるのかもしれないが)
出てくるメカも、F-2のF-16XL化とか、ASM-3のAAM化とか、好みである。
(ストラトスフォーが近いか)
ただし、キャラはストラトスフォーのように明るくなく、特殊な能力故に居場所を失った少年少女のお話でもあり、次巻以降、天翔体の発生と、彼彼女らの特殊な能力の関連とか出てくるのだろう。
Posted by ブクログ
ステルスレベルで存在感の薄い少女が、航空パイロットにスカウトされる漫画です
超能力レベルで存在感を消せる主人公は、片思いしていた男の子が取られるシーンを出歯亀して失恋します
そのまま謎の組織にスカウトされ、鳥人間とコンビを組んでパイロットになります
相棒は紳士な亜人でエースパイロットです
彼の操作技術と、少女のステルス技能を組み合わせて、宇宙人から地球を守っていました
少女漫画みたいなノリでおもしろかったです
人間の絵はラクガキみたいでしたが、メカ絵がとても上手でした
背景もとても丁寧で、序盤のラブコメから宇宙戦闘では作画の力の入りようが違います
巻末の設定資料でも、キャラより航空機の設定のが濃い気がしました
軸は少女漫画ですが、丁寧なメカニックデザインで新鮮なスペース・オペラを感じさせる漫画でした
Posted by ブクログ
絵が独特なので読んでみる
空中で巨大生物とたたかふ任務のはなし。自覚せずに特殊能力をもった少年少女が、国家任務で国家機関に拉致される。
まあよくある展開で通俗だが、絵のタッチが独特なので、読めてしまふ。そこが三島由紀夫のいふ石原慎太郎の小説みたいに、文章が晦渋な純文学のやうである。
独特な味わい
一言で言うなら、SF要素を加味した軍用機ヲタマンガ。
様々な種類の実在する軍用機、また兵器やシステムなどが出てくるので、ファンには堪らないんじゃないだろうか?
絵も、兵器に関してはきっちり描けている。
また、出てくる基地や都市などの描写がリアルなのも好感が持てる。
(薩摩硫黄島など、歴史まで忠実に再現)
キャラに関しては独特なタッチ。
同人誌などでよくある雰囲気だが、ヘタではなく、読みやすい。
無料の2巻までを読んだ限りでは、物語はまだまだ序盤で、核心に入ってきていない。
天翔体や火球の子、そしてダンク本人の謎など、この先どう明らかになっていくのかはちょっと興味がある。