あらすじ
「家族」って結局なんなんだ!? 歩けなくなり認知症が進む母。非協力的で自分勝手な父。在宅介護の限界を感じ、施設への入所を試みるも、簡単にはいかず…!? 現代社会の介護事情と「家族のあり方」をリアルに描き、「老い」と「人生」を見つめるコミックエッセイ!!
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長距離でありながら、兄弟、娘夫婦で力を合わせて一生懸命取り組んでいる介護についてのお話です。予測もつかないことが起こりますが、筆者さんの素直な表現やかわいらしい絵柄から悲壮感なく読めました。ケアマネさんや周りの人との関係の大切さなど、同感の内容でした。
おもしろい
前作から読んでいます。介護の現実がよくわかる本でした。介護も育児もお金の有無で難易度がずいぶん変わりますよね…。祖母が入っていたホームは安いほうでしたが、月24万円ほどでした。祖母の年金と私の親が出したお金で何とか払えていましたが、もし私だけだったら?当時私の月収が手取り18万円で、自分の生活でいっぱいなのに、祖母の介護までできるわけない。両親に有料ホームに払うお金があったおかげで、平和に介護できたのだと思う。お金は大事。
読んでよかった
親の介護はじまりました、から読み続けています。今回は最後の「さようなら家族」がとても切なくて暖かくて泣きました。我が家もいつかバラバラになる日が来るのかなと思うと、切なかったです。
Posted by ブクログ
2024.11.03
カヨさんのお父さんが震えるほど役立たずというかクズというか老害というか…とにかくワナワナ震えるほどのお方なのを読んで、うちの父もなかなかの昭和のクソジジイだったので、早く(69歳)に逝ってくれて、そして母がまだまだしっかりしてて元気なうちに母に自由な時間を与えてくれたことに感謝!と心から思った。
父が早くに亡くなったおかげで母も私も理想の家を建てて幸せな暮らしを送れている。
奇しくも昨日は父の命日だった。本当に早く、病気が長引くことなく死んでくれてありがとう。
長生きなことが本人と家族、周りの人の幸せとは限らない。ヨボヨボになってもなお医療と介護の力で生きさせられてる方が辛いこともある。
うちの家族にとってはこれが最善の形だったのだとこのマンガを読んで思った。そして母には健康で元気なうちに好きなことを思い残すことなく実行してほしい。