あらすじ
「カムヤライドとは」
天孫降臨から200年。強大な力を持つ国津神(土着神)のもと、有力な豪族たちがそれぞれの領地を治めていた時代を経て、国津神を封印したヤマト族の王が列島を統べる古墳時代。
内乱の時代も終わり、日本中に平和が訪れていたのだが……。
封印されていた国津神を覚醒させる謎の人物によって、日本各地に叛乱の火種が撒き散らされていた。
熊襲で起きた叛乱の首謀者・カワカミタケルは、覚醒した熊襲の国津神に、人知を超えた力を与えられた怪人であった。
オウスの皇子(後のヤマトタケル)が率いるヤマトの叛乱鎮圧軍は、カワカミタケルの前に全滅しかけるが、オウスが安芸の地で出会った埴輪売りの露天商・モンコが現れ、状況は一変。
モンコは埴輪を媒体にして、国津神の強大な力に唯一対抗することができるカムヤライドへと変身したのであった。
古代、巨神、異形の民、ヤマト朝廷――
日本最古の変身ヒーロー・ファンタジー!!
感情タグBEST3
日本最古の舞台設定ヒーロー活劇
以前にミラーマン2Dが久正人先生の最長連載だと記した事が有るけど
カムヤライドの方がずっと長かった事をお詫びする
古事記や日本書紀の出来事に登場するヤマトタケルが主役モンコのサイドキックとして活躍している
モンコがカムヤライドの姿を取って葦原中国と呼ばれていた日本列島を駆け巡り土蜘蛛そして国津神どもと対決する変身ヒーロー活劇
久正人先生の筆致が冴え渡りカムヤライドが大地や当時の建造物を切り裂き叩き割る
台詞に漢字や聞き慣れぬ語句が多く資料集めや台詞作りが面倒臭そうなのもとても良い労作