【感想・ネタバレ】沈夫人の料理人 4のレビュー

あらすじ

▼第41話/シィアンクゥ(前編)▼第42話/シィアンクゥ(後編)▼第43話/麒麟魚▼第44話/潮州焼鵞鳥▼第45話/カォスゥファン▼第46話/糟蛋▼第47話/水晶肴肉(前編)▼第48話/水晶肴肉(中編)▼第49話/水晶肴肉(後編)▼第50話/春餅▼第51話/茘枝酒▼第52話/シュウアンホアチィェンシュウェツゥォン▼第53話/コォダタン▼第54話/酔蟹▼第55話/カンカオタン

●主な登場人物/沈夫人(劉家の奥方。李三にわがままを言っては、美味しい物を作らせるのが楽しみ)、李三(沈夫人に料理の腕をかわれ、劉家で働いている。気が弱い)、愛蓮(沈夫人の身の回りを世話する女性)
●あらすじ/大嫌いな従姉・玉潔夫人が家にやって来るということで少々気が重い沈夫人。さらに今回は3歳になる息子・小宝までをも連れてくるということもあり、李三が昼食に作ってくれるという珍しい料理“イカの卵の湯(スープ)”だけが心の拠り所である。とはいえ、「まだ食べたことの無い“イカの卵の湯”のことを考えて半日乗り切ろう」と思っていたのも束の間、甘やかされて育てられている小宝の態度は予想以上のもので…!?(第41話)
●本巻の特徴/美しき有閑マダム・沈夫人と、気弱な料理人・李三の主従関係が美味しいハーモニーを奏でる美食コミック! 本巻は第一部完となる第55話までを一挙収録、15話全248ページの超ボリューム!

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Posted by ブクログ

この本の初版出版時は、これが第一シリーズのラストになるとは気づいていなかった。
いま読み返すと、最終ページに、『沈夫人の料理人』第2部に続く、とある。これが『沈夫人の料理店』につながったのか。
奥様と料理人の主従関係、中華料理、時代物と、興味をそそられるテイスト満載で、もっと続きを読みたいが、絵と時代考証の凝りようを思うと、4巻くらいで作者は描き疲れたのかもしれないなあと思う。
青年マンガに同じような料理マンガはあるけれど、ストーリーはよくできていても、もっと絵も粗いし、人物の心理描写などは雑だ。それが長続きするコツかもしれないが…。

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2011年04月16日

Posted by ブクログ

明代中国、美人でワガママな有閑マダム・沈夫人の楽しみは食べること。そんな奥様をただ喜ばせたくて、気弱天才料理人・李三は今日も必死にめげずに頑張る!中華料理の描写がとても圧巻、空腹時に読むのはおススメできない。全4巻となっているが、ぜひ第2部も出て欲しい逸品。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

昔の中国で、腕は良いが気弱な料理人が、敬愛する奥様に無理難題を仰せつかりながら美味な料理を作る話。

まあまあ面白かったが、やはり鬱屈するものも残るのだよな。
主人公は多少いじられないと力を引っ込み思案が過ぎてことをなせないタイプだが、まいどかなり嫐られるので、いささか気の毒になり、手放しでは楽しめない。
また、美味そうだとは思うが、料理法が古く、手間も掛かりそうで、実際に味わってみたり、味のイメージを乗せながら読むというのも難しい。
珍しめのテーマで、取り上げるべきところもあるが、高得点は上げにくい、というところが結論か。

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2011年06月16日

Posted by ブクログ

かなりマニアックなマンガ。出てくる料理が美味そうというより、沈夫人が美味そうに食べるので美味そう。全4巻。

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2010年09月22日

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