あらすじ
【内容紹介】
ONE JAPANは、大企業の若手有志が参加する日本初の団体。メンバーはみな、ミレ二アル世代のふつうのサラリーマン。
ただ、彼らが他の人よりちょっと違ったのは、最初の一歩を踏み出して、仕事を楽しくできたこと。彼らの軌跡から、すべてのビジネスパーソンに役立つ“リアルな仕事術”が見えてくる。
今いる会社がつまらないと考えた人がとる道は3つあります。「辞める」か「染まる」か「変える」かです。辞めない、でも染まりたくないなら、「変える」を選んでみませんか?(はじめにより)
組織でもがきながら、境界を超えてつながる彼らにこそ、日本の未来がある。これは誰もが知っておくべき「究極のボトムアップ革命」だ! ――入山章栄(早稲田大学ビジネススクール准教授)
【目次抜粋】
はじめに~一歩踏み出せば会社はもっと楽しくなる~
第1章 社内でつながる
第2章 会社を巻き込む
第3章 イノベーションを起こす
第4章 社外でつながる〈ONE JAPAN結成〉
第5章 共有し、共創する
実例集 大企業若手50社1200人は会社でどう動いたか
おわりに
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
今いる会社がつまらないなら
辞めるか、染まるか、変えるか。
仕事に対するモチベーションが高まる本。
これからも、会社を変えたい(もっと良くしたい)!という気持ちを持ち続けていく。
Posted by ブクログ
【文字通り、仕事はもっと楽しくできる!】
そう思わせてくれる本。
その鍵は、
・いかに主体性を持てるか?
・自分ごとと捉えて、目の前の問題解決にに取り組めるか?
・目の前の壁を楽しく仲間と攻略できるか?
にあると感じた。
いくつか印象的な言葉を見つけた。一部自分流に直しているが、
・遊ぶように働き、働くように遊ぶ
・愚痴らない、企め
・大企業ではつながるだけでも仕事は劇的に変わる
・自分の頭で考えて、アウトプットを出して、失敗して、をどれだけ繰り返せるか?
・受身の仕事では思考力が足りず、実力がつきづらい。
・挑戦し続けることが、1番のリスクヘッジ。
地道な今自分にできることを最大限にやってみるだけで、変わっていくムーブメントが起こせることが証明されていて、勇気をもらえる。
Posted by ブクログ
社内で若手会を出来ないかなぁと模索してる最中に発見。
【ざっと内容】
本のタイトル通り。大企業内にある若手の会と若手の会同士の繋がりや取り組みを事例ごとに集めた一冊。
【こんな人にオススメ】
・社内で若手の集まりを運営、企画を検討してる人
・入社5年前後で現場に悶々としてる人
【感想】
今まさに自分自身が構想中ということもあり、面白かった。
実際は運営していく上で細かいエピソードもあるのだとは思うが、各企業の若手会の概要を知るには丁度いい。
前向きに行動してる人の言葉やエピソードが所謂偉人とは違って近い感じがして、自分も何か動かなくてはという気持ちにさせてくれる。
本書に紹介されてる団体を実際にその会社に勤めてる友人に聞いたところ、「そんなん知らん。あ、イントラ検索したら出てきた。」という回答ばかりだったのが少し残念ではあったが、前向きに捉えればまだまだ伸びしろがあるということ。
Posted by ブクログ
大企業に勤める20〜30代の若者が、社内で行き詰まりを感じ、打破するために、熱く大胆に活動しているストーリー。ついつい共感してこちらもアツくなれる一冊。
OneJapanは50社ほどの有志団体が集まった上位組織。Founderの濱松さんは、私が過去いた方々と現在働いているそうで、、縁も感じました。
しかし、、企業内で行き詰まり感を感じても、短期間にこれだけ大きな活動に育て、書籍まで発行するとは。スゴい。まだまだ日本も捨てたもんじゃない、強い成長の息吹を感じさせてくれました。(やっぱり熱くなっちゃいますね!)
Posted by ブクログ
店頭で見かけ、自分も会社生活をもっと楽しくしたいと考えて購入しました。
本書では、大手企業の若手を中心に会社を「変える」ためのコミュニティづくりと新たな取り組みが50社分紹介されています。印象的だったのが、会社勤めでも自分のやりたいことを実現していることでした。
「変える」ために行動を起こそうとしている人に勇気をくれる本だと感じました。
特徴的な文章
・20年後、30年後に社長になって会社を変えることを目指すのではなく、強くつながった仲間たちと10年後に会社を動かすことを目指そうって。
Posted by ブクログ
僕も20代の頃、当時の会社で本社勤務の同期で勉強会を開催してみたけど、みんな忙しくて続けられなかった。そして、僕らの目的は情報交換を通じて自分たちの「期」のプレゼンスを高めるレベルだったけど、本書で紹介されている人達はアウトプットをしなければ認められないことをよく理解して、社外まで巻き込んで活動しているところが素晴らしい。僕らは、自分たちの活動に予算をつけてもらおうなんて考えもしなかったなぁ(笑)。
Posted by ブクログ
おもしろかった。自分もこれまで、大変だったが仕事が楽しいと思いながら、会社員生活を送ってきたことも思い出した。若い人には、なかなかチャンスがめぐってこないということは往々にして起きうる。そうなると仕事はやらされテイルとなって、つまらなくなってしまうということも理解出来る。もっともっと、仕事は楽しいと想って没頭出来たら、どんなに良いかと想った。
Posted by ブクログ
・辞めるか、染まるか、変えるか 変える側に立つなら自ら動くことが重要。
・若手はとにかくバッターボックスに立つのが多く立つことが大事。
・何気ない会話、心理的安全性の担保重要。
本の構成上、致し方ないがone japanの活動に繋げてくるのがやや蛇足感あり。また、 大企業 である必要があるのか?
Posted by ブクログ
世間的に言われる「大企業」の中で、若手がいかにイノベーティブな事例を起こしてきたか綴られている一冊。就活をしている自分にとっては、大企業=動きが少ない、自由度が少ないというイメージがあるが、その中でいかに自分から行動するか、また大企業の中でも若手の推進を快く思っている人たちもいる、ということを学んだ。あくまで今回のものは一事例に過ぎないし大企業でも自由は効く!とはならないので一つの参考にしてキャリアをどう歩むか考えさせられた。
Posted by ブクログ
積読していた本書をようやく読破。今の仕事のおかげで著者の中のたくさんに人と出会えた幸運をあらためて感じる体験となった。大企業変革は各業界の特性、人間関係など共通項を見出すことが特に日本企業では困難だった実情を打破するためのパワーをONE JAPANが提言してくれた。
一方で大企業変革はHowとも言え、Whatをそれぞれ創り出すことが、若手の領域を飛び出した中堅世代が実行しなければということもまた真と言えて、自戒の念。
Posted by ブクログ
自分で言うのもなんだが4月から大企業で働くものとして、若手が大企業でどのように立ち回り、変えていけるのか、ワクワク出来るのかという点に惹かれて購入
[before]
大企業はいくら説明会で、「挑戦できる企業」といっていても結局はトップダウンで日々の業務に勤しむ日々を送ると思っていた。周りの人たちもそういう人が多く企画から何までをかたちにしている人が少ないように思えた。
[要約]
Panasonicの有志団体であるOne Panasonicの代表の話から始まり、各大手企業の有志団体の行動例、結果例が章ごとに書かれている。
どの企業も、「ワクワクできるか」「社会課題を解決できるか」を大切にしており、なにより「会社を変えたい」に強い信念を持っている。
どの企業もとんとん拍子で行く話はなく、泥臭く地道な努力で功を奏している。
[after]
大企業の若者が日々奮闘しながら、働き方を自分の力で変えようとしている意志は、4月から働く身としても感化されるものがあった。会社を変える意思があり、行動すればきっと何かが変わる、結局は自分次第でどうにでもできるといった前向きな気持ちになった。
一方で、あくまで大企業のリソースを活用した内容であり、経営難の企業などには当てはまらないような気もした。全員が一流大学を出ているということもあり、ある程度優秀な人の話って感じもした。
あと、事例が怒涛のように続くので、読んでる側からするとまたこのパターンか、、となる。
Posted by ブクログ
仕事を楽しくするために、自らが動く
同じ想いを持った仲間が集まることが、力になる
社内外に仲間がいれば、アウトプットにもつながる
大企業にいても、社員が新しい風を起こすことができる
Posted by ブクログ
この本は、大企業に勤めていながら自分の境遇に不満を感じている若手社員が、どうやって自分を変えたか、いかにして周囲の人を巻き込んで会社を動かしたか、その結果、自分の仕事や生活の何が良くなったか、その実体験が紹介されたドキュメンタリーです。
自分の会社に不満を抱いている社員ができることは3つのうちのどれか。
「辞める」か「染まる」か「変える」か。
どの選択をするにしても体力も精神力もいるけれど、辞める気もないし、かと言って染まるつもりもないんだったら、じゃあ「変える」しかない。
ただ、「変える」と言ったって、大企業の中に埋もれている自分に一体何ができるんだろう、と試行錯誤しながら、しかし行動力を発揮して周りを少しずつ巻き込みながら自分の会社に刺激を与えていった過程と結果が、当事者の実体験ベースで語られている本です。
この本の中で紹介されている「ONE JAPAN」という組織。
これは、自分と会社の現状に対して同じような悩みをもった人たちが、企業という垣根を越えて集まった組織だそうです。
このONE JAPANに入って、社外の人と知り合い、悩みを共有し、繋がりを深めたことで、アイデアを持ちよって企業間コラボで新しい製品やサービスを産み出したり、自社を変えるヒントを得て活動につなげることに成功した人の体験は、同じく企業に勤めていながら現状に不満を抱いている多くの読者を勇気づけてくれます(僕もそう)。
この本が教えてくれるのは、抱えている悩みはみんな大体同じだけど、解決へのアプローチは人によっても会社によっても様々だということ。
たとえばある人は、「どんな仕事をするにしても、知っている人に話を通すのと、知らない人にアプローチするのでは、対応もスピード感もぜんぜん違う」という問題意識を持って、自社の社員同士の風通しを良くする活動をしてみたり。
別の人は、「自分たちが価値があると思っているものと、顧客にとって価値があるものとの間にはギャップがある」という問題意識を持って、顧客とエンジニアが直接気軽に話す機会を増やす活動をしてみたり。
かと思えばまた別の人は、自分たちは「意識高い系」じゃないからゴリゴリ前に進む活動は苦手だからといって、共通の趣味をもった人たちだけでアウトプットを求めずゆるく楽しく繋がるだけの活動をしてみたり。
企業に勤めていながら、そういった成果が求められない自分たちなりのやり方で行動するのってとても勇気がいるけれど、それをやれるだけの「心理的安全性」が保証された環境を作る、というのを前述のONE JAPANは重要視していて、まさにこれって僕の会社も含めて多くの会社員が欲していることなんじゃないかな、と感じました。
Posted by ブクログ
こんな若いパワーのある人がいるのだな、というオドロキと同時にいわゆる”意識高い系”な人たち、という印象のほうが強く残ってしまった。もちろん、会社にも社会にもインパクトを残す成果を上げている人は”意識高い”だけではないのだが、何となくの気持ち悪さが残るのはなぜだろう、自分の無力さと比べ嫉妬しているのだろうか、それともほかの何かなのか・・・。