あらすじ
「殺したい人は、誰ですか―――?」殺人が合法化された未来の日本。凶悪、多様化した犯罪から弱者を守るため、「一生一殺法」(いっしょういっさっぽう)が制定された。それは、一生に一人だけ殺人が許可される権利。継父から虐待され続け、生きることに絶望した小学6年生や動物の虐待・殺害動画を流していた男に大切なペットを殺された家族、いじめにより、不登校になった女子高生から殺益申請がされた。これらが、受理されれば殺益執行委員が対象者の執行に向かうのだが―――。
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弱者の為の良い制度。犯罪の抑止にもなると思う。
こういう事、実際にあるだろうなというものばかりで、暗い気持ちになるけど、最後はスカッと出来た。
面白い
こんな法律あったら怖いけど、確かに自殺や殺人は減るし
行動にも気を付けるようになるでしょうね。
でも自分もいつ誰の気分を害してるか分からないし
思いがけない理由で家族が殺されたりしたら…
と思うとやっぱり怖いかな。
勘違いが元で殺されてる人もいたし
低評価レビュー書いただけで誰かの人生狂わせて
殺される可能性もあるかも?
話は面白いんですが出てくる人が全員同じ顔なのは
ちょっと残念です。
かなりダークだけど、あったら良いかもとも思える部分がある法律。
動物を殺す愉快犯のようなどこか欠落してる人なんかは、死ななきゃ止まらないだろうなとか。
最後の著者のが人間的に1番嫌だったなー。、
扱っているテーマのほうが重大
復讐殺人という重くて問題の多いテーマを扱っている。現在の日本社会の法治は加害者の人権を尊重するあまり、被害者の人権を軽視しているという傾向は確かにある。しかし実際この作品のような仕組みなったら一体どうなるのだろうか。特にポリティカルコレクトネスを扱った話はずいぶん考えさせられるところが多い。
コミックとしての出来よりも扱っているテーマのほうが重大な作品。