【感想・ネタバレ】日本一の「デパ地下」を作った男 三枝輝行 ナニワの逆転戦略のレビュー

あらすじ

「弱い」阪神百貨店を「強く」した、サラリーマン社長の大改革とは? 「弱小集団からどこにも負けない店になるには食品しかない」。どの百貨店も利益率の低い食品に見向きもしなかった頃、デパ地下に目を付けた経営者がいた。阪急、大丸、近鉄など錚々たる百貨店が揃う関西にあって、それらの後塵を拝していた阪神の三枝輝行である。一介のサラリーマンとして入社し、さまざまな改革に取り組みトップにのぼりつめ、ついには実業家としてその名を轟かせた三枝の痛快な会社人生と、それを支えた発想力、仕事哲学とは?

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Posted by ブクログ

中々読み応えあり。ここまで個性が強くてはっきりとものを言うことは相当勇気がいると思うがそこがこの方の個性なのだろう。

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2025年01月20日

Posted by ブクログ

サラリーマン社長の最高峰へ、男、三枝、勘と実行力で登りつめました。いよっ!NO忖度!という感じで、今の時代には小気味よい成功譚でした。辞表を出す覚悟をこんなにしているなんて、サラリーマンとは言え、最後まで自分の人生のオーナーであった人なのでしょう。新人課長時代の不法配属に意を唱え出社拒否して、担当役員に頭を下げさせた事件が、彼が会社を使いこなす方法を習得するための気づきを与えたのでは、と思いました。とても痛快な「デパートびんびん物語」でしたが、ご当人からの聞き書きだけで書かれているところが、もったいない気がします。それにしても、服を捨て、食を選んだ選択眼の先見性はすごい!

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2019年06月08日

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