【感想・ネタバレ】動乱星系のレビュー

あらすじ

AIの独立と内戦に揺れるラドチ圏から遠く離れた、辺境の星系国家。有力政治家の娘イングレイは兄との後継争いにおける大逆転を狙い、政敵の秘密を握る人物を流刑地から脱走させる。ところが、引き渡されたのはまったくの別人だった。進退窮まったイングレイは、彼人になりすましをさせるという賭けに出る。だが折も折、来訪中の隣国有力者の殺人事件が発生。次から次へと想定外の事態が展開し、異星種族をも巻きこむ一触即発の危機に……。ヒューゴー賞、ネビュラ賞、星雲賞など全世界計13冠制覇の《叛逆航路》ユニバース、待望の新作登場!/解説=山之口洋

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Posted by ブクログ

ネタバレ

あらたな3部作の導入編っぽい。船長と流れ者とじゃじゃ馬、3人の凸凹宇宙旅がはじまる期待感にわくわくするが、前3部作の大事件も背景でじわじわにじむのもいい感じ。続編出たら買うしかねえ。

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2018年11月15日

Posted by ブクログ

辺境にある星系国家。有力者の娘イングレイの進む道は…

ひと騒動の後の彼女の変化した姿勢が頼もしい。少しの自信が心の持ちようを支えてくれる。星を渡り歩ける世界観は想像するしかないけれど、地球という星を今のところ離れられない私たちと共通することはきっとあるのだと思える。

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2018年10月14日

Posted by ブクログ

ある意味で、「破天荒」な主人公が起こすドタバタ物語。

〈反逆航路〉シリーズのスピンオフともいえるこの物語は、辺境地域での政治的争いと蛮族(異星人)との関わりのなかで、一人の女性が自立していく様子を描く。

ラドチ(人類、シリーズの本筋世界)とプレスジャー(エイリアン、圧倒的な勢力)の狭間で、出生と〈家〉という概念のなか、主人公インテグレイは冒険の旅にでてしまう。
行く先々で起こる出来事に泣きながら体当たりしていく様子が、ちょっと面白い。

〈アンシラリー〉が出てこないのは、少し残念。

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2024年10月03日

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