あらすじ
サッカーコーチング界で話題の、選手が自主的に育つ「ボトムアップ理論」の具体的な方法をまとめた一冊です。広島観音高校を、インターハイ初出場・初優勝に導いた、畑喜美夫監督が提唱するボトムアップ理論。練習メニューやチーム組織を子どもたちが自分たちで決め、全員が何らかのリーダー、全員が主役の意識を持ち、練習は週2回にこだわりつつ、全国制覇するほどに育つ。この魔法のようなメソッドは、じつは実現させるには実践的なノウハウが必要です。本書は、サッカーに限らず、あらゆるコーチングの場面で役立つよう、ボトムアップ理論の実現のさせ方について、具体的に5ステップで紹介するものです。子どもたちの指導マニュアルとして、実践メニューを多数掲載しているので、そのとおりの順序でそのまま使えます。これならできる、実践・ボトムアップ理論。ぜひお試しください。
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Posted by ブクログ
スポーツチームを育ててるわけではないが、組織を動かしたり人を育てたりするときのヒントになりそうなことが沢山書かれていた。
手取り足取り教えるのが大切なのではなく、各々に考えさせて自分が何もしなくても集団が良い方向に動くような風を吹かせることが大切。
ついたくさん声をかけたり教えたりしたくなるが、それは時には自己満足になり得るのだと感じた。見極めて見守ることも大切。
出来ないていないことを指摘する原因論だけでなく、出来ていることを褒める目的論を意識して、いろんな力を相乗的に伸ばしていくことも大切にしたい。
Posted by ブクログ
一般企業におけるマネージメントにも大いに参考にできる話。ボトルアップとトップダウンの融合という考え、人間は元来創造性を持ってチャレンジするのが好きといった考えが特に良かった。