【感想・ネタバレ】「須磨明石」殺人事件 <新装版>のレビュー

あらすじ

「明石原人」を取材中の新聞記者・前田淳子が須磨駅で行方を絶った。新聞社の依頼を受けた浅見光彦は、彼女と最後に会った、女子大の後輩・崎上由香里とともに捜索を開始する。事件当日、須磨浦公園駅のロープウェイ乗り場にいた不審な二人連れの男の足取りを追うが…。悲劇は悲劇を呼び、事件は恐るべき連続殺人へ。そしてついにつきとめた意外な犯人! 長篇旅情ミステリー。

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Posted by ブクログ

いつもは事件に巻き込まれる浅見さんだけど今回は、事件が向こうからやって来たパターン(笑)

明石には行った事がないけれど、筆者の綿密な取材と丁寧な描写のお陰であたかも明石に行った感覚に陥るし、お約束の警察庁〜刑事局長の〜のくだりもドラマよりは派手ではないけど、そうそう、これ、これ!待ってました!である(笑)
登場人物と浅見さんの間でテンポよく交わされる会話、物語の展開も凡庸に終わらず随所に盛り上がるポイントがちゃんとある。犯人の意外性も含めて最後まで飽きず、楽しく読めた。

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2025年09月14日

Posted by ブクログ

スッキリ読みやすかった。今回の浅見さんは、今までの浅見さんらしい人柄だ。個人的には、歴史が絡むよりは、こういったノーマルな推理ものの方が浅見さんシリーズは読みやすい。旅と歴史の浅見さんには悪いけど(笑)。

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2019年08月19日

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