【感想・ネタバレ】忍び逢い 愛した人は暗殺者のレビュー

あらすじ

ある大名に仕える忍び集団、長門一族の暗殺部隊に所属する孝明は、任務の途中で瀕死の重傷を負ってしまう。気がつくと、村はずれの小さな家で、雛菊と名乗る女に看病されていた。孤児だった孝明は、長門一族に拾われ、感情を殺して生きる訓練をしてきた。しかし、雛菊の日だまりのように温かな笑顔に触れるうち、孝明の氷のように冷たく閉ざした心は溶解していく…。やがて惹かれ合うふたりは肌を重ね、お互いを求め合うようになる。ところが、月明かりの下、雛菊の背中を見た孝明は愕然とする。そこには、かつて、一家皆殺しの任務で、唯一取り逃がした娘の背中に己がつけた刀傷とそっくりの傷が…。運命に翻弄されるふたりを描いた、切なくて淫らな忍びロマン!

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匿名

購入済み

重いけど重くない

親の敵、愛する人。いろんな想いが溢れるが、なんせヒロインが本当にあたたかくて良い子。ヒーローの氷の心が溶けていくさまがとても良い。苦しい展開にはなるけど幸せになって欲しい。

0
2023年10月30日

ネタバレ 購入済み

重くない

怪我をした人を助けたら実は親の仇でした。
って言う定番ではあるけど、ヒロインは復讐を願っているわけでもなく自身も背中に醜い傷を負いながらも前向きに生きてる。
幼かったためにどんな人間に襲われたかは記憶に残ってないけど、助けてくれた村人たちとも仲良くしてるしちゃんと自活しているのがいい。

ーローもヒロインと共に過ごすうちにどんどん人間らしい感情を取り戻していくが、
ヒロインと離れたくないと願っても自分の環境がそれを許さず苦悩する。

最後はバットエンドかしら?と心配になって一気に読んでしまいました。
読了感は満足のいくものでした。

0
2021年10月05日

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