あらすじ
むちゃくちゃ忙しいのに猛スピードで成長する孫社長の時間術、そんな孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきた時間術を孫社長の側近だった著者が初公開。実際、著者が経営する会社では残業ゼロを実現し、自分の時間もたっぷり確保しているビジネス書のベストセラー著者が、実践的でだれでも、すぐに使えるノウハウを凝縮!
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Posted by ブクログ
「孫社長にたたきこまれた すごい「数値化」仕事術」で頭をハンマーで殴られ、まさに目から鱗が取れたような衝撃を受けて以来、著者の本はなるべく意識して手にするようにしています。
本作も実体験をもとに非常に分かりやすくまとめられていました。
日本を代表するグローバル企業「TOYOTA」の半分の時間で純利益1兆円を叩き出したSoftBankグループの孫社長の側で仕事をしてきた著者がいかにして最速で最大の成果を創り出すかを語った一冊。
秘密は「最速」を実践するための「時間術」。
いかに考え、準備し、進めるのか。
過日読んだ「孫社長のむちゃぶりを解決してきたすごいPDCA」を絡めながら、結果を出し続ける。
世界中の全ての人に平等に与えられているのは1日は24時間である。
すなわち無駄を削ぎ落とし、「時間」をいかに100%有効活用するか。
ただ時間を「消費」するのではなく、そこに「投資」の視点を持ち計画を立てタスクに落とし込む。
スケジュールは1週間で管理し、1日を24時間でフルに使いこなす(リフレッシュや家族との時間も含め)。
そりゃ、差がつくのも当たり前。
本当に学び多き一冊ですが、学んだことを少しでも実践する為に、来年の手帳はさっそく従来型から変更して取り組んでいこうと思います。
説明
内容紹介
・著者は元ソフトバンク社長室長で、長年にわたり孫正義社長の右腕として孫社長から下される鬼のようなむちゃぶりの嵐を見事に処理・解決してきました。猛烈、スピード、朝令暮改、思いつき、毀誉褒貶、前例なし、同時にあちこちに手を出す……こんなイメージのままの孫社長の仕事ぶりですが、それを管理・調整して、処理、解決する原動力となったのが本書で紹介する時間術です。
・本書の構成はまず「時間だけはどんなに金を出しても買えない」「時間は人生で最も貴重な資源」という孫社長の時間に対する考え方、多くの事業を同時並行で、かつ最速で成果をあげ続ける孫流の時間管理の考えの紹介から始まります。そして、孫社長が実際に命じた例えば「A社を〇カ月以内に買収しろ」「Bという新規事業は〇週間後にマスコミに公表する。それまでに事業計画を作る」といった「むちゃぶり」を解決してきたエピソードを交えた具体的な時間術に展開していくことが類書との最大の違いです。しかも、ノウハウも手帳の使い方、時間配分方法、刷新方法など、非常に具体的で、誰でもマネできる普遍的な内容にまで落とし込んでおり非常に実践的です。実際、著者は現在は英会話学校を経営していますが、『時間術』を導入して業界では異例の残業ゼロを実現し注目されています。こうした足元で実現している残業をゼロにするノウハウも収載されているので、非常に説得力のある1冊です。
著者について
1972年生まれ。東大学経済学部卒。三菱地所を経てソフトバンク入社。ソフトバンク社長室長に就任。孫正義氏のもとで、マイクロソフトとのジョイントベンチャーや、日本債券信用銀行(現・あおぞら銀行)買収、およびソフトバンクの通信事業参入のベースとなった、ブロードバンド事業のプロジェクトマネージャーとして活躍。ソフト一連の事業を通して「時間術」の土台を構築。2006年に独立後、ラーニング・テクノロジー企業「トライオン株式会社」を設立。1年で使える英語をマスターするOne Year English プログラム〈TORAIZ〉を運営し、高い注目を集めている。労働時間が長くなりがちな英語学習業界の中で、残業が月平均4時間を実現し、その時間術のノウハウの注目が集まる。自身も「残業ゼロ」で、高い生産性と圧倒的なスピードで仕事をこなし、ビジネスとプライベートの両方を充実させることに成功している。著書に、『孫社長のむちゃぶりを解決してきたすごいPDCA』(D社)孫社長にたたきこまれた すごい「数値化」仕事術(PHP)、『なぜあの人は中学英語で世界のトップを説得できるのか――孫正義のYesと言わせる技術』(祥伝社)、『海外経験ゼロでも仕事が忙しくても「英語は1年」でマスターできる』(PHP研究所)、『世界のトップを10秒で納得させる資料の法則』(東洋経済)など多数。