【感想・ネタバレ】異世界列車の車窓から ~用済み勇者の身の振り方~のレビュー

あらすじ

日本から異世界に召喚され魔王を倒した勇者ロブ。
彼は厄介事を避けるため勇者を引退し、一人辺境の地で年金暮らしを送っていた。
だが二年後、なぜか指名手配されてしまう。
真相を確かめるべく王都に向かったロブだったが、道中謎の少女アルセリアに「『この世界』から出ませんか」と誘われる。
当初は胡散臭さからその誘いを断ったが、己を指名手配したのが救ってやった王国側からだと知り、怒りや呆れを通り越したロブは、面白半分で少女の誘いを受けることにする。
そして、目の前に現れるファンタジー世界に似つかわしくない列車のシルエット。
ロブは異世界と異世界を繋ぐという『界境列車』に乗り込み、アルセリアとともに新たな世界へと旅立つのであった。

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使命を果たした勇者の後示談

書いてあるごとく異世界転生を果たした主人公が魔王を討伐後隠居生活をしていたが裏切られる。すると、異世界管理と称した保護団体が話を持ちかけ各異世界を行来する列車に乗るというスケールが大きくなったお話。

まず、用務員さんの作者ということで次作品を試した次第。正直な感想としては、よく分からなかったというのがある。一巻全部読んだ訳でもない、半分とちょっとでこんなこと書くのも烏滸がましいかもしれない。しかし、何を重きに書いてあるかよく分からなかった。異世界をつなぐ列車に乗り込み各異世界でのイベントがチョイチョイ発生するけど、説明分が圧倒的に足らない。例えるなら新幹線の駅停車中に駆け足で駅弁を買いにいく様が思い浮かびました。各駅でちょいイベントと列車に乗ってさらにショートなちょいイベな感じ。身の振り方を書いてあるといことであるのでその通りではあるのだけど、何を描きたいのかがよく分からなかったです。読むのを一度中断し、改めて読もうとしたが続きが気になるとかの欲求を感じないため朗読を停止し感想とさせて頂きます。

「本作品は、用済みの勇者の身の振り方を淡々と描くものです過度な期待はしないで下さい」とこの言葉を送ります。個人的評価でもありますので過度な期待もせずに参考程度と自己に判断を信じ判断下さい。

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2018年10月04日

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