【感想・ネタバレ】[図解]身近な科学 信じられない本当の話のレビュー

あらすじ

AI(人工知能)、量子コンピューター、遺伝子工学、動物実験など、さまざまな「最新科学」のニュースがメディアを時折にぎわせていますが、それはつまり、「現代科学」の話題はこれからの私たちの生き方や未来をも大きく変える可能性のある「誰もが知りたい訴求力ある情報」であることを意味します。

けれども私たちは、残念ながら、現代の科学を理解するための基礎知識が、「学校で教わった範囲」あるいは「ほとんど知らない」状態なのが現実でしょう。
そこで本企画は、知っておくべき科学の基本や、現代科学を読み解くのに必要な知識について、身近な例を挙げながらやさしく解説。わかりやすい図解(イラスト・写真)を用いながら本文展開することにより、学生から年配層まで、科学全般の知識が浅い読者でもとっつきやすく、読むだけで「科学の教養」が身につけられる100項目を提供する内容です。

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Posted by ブクログ

科学ウンチクの本。
・植物は緑色を嫌って反射しているので緑色
・一卵性双生児でも指紋などが違う。遺伝子情報を変化させる細胞がある。環境によって形を変化させるためのもの。
・炭素が結合したグラフェン(もっとも薄くて最も強靭で最も電気をよく通す)やカーボンナノチューブ(銀よりも電気をよく通しダイヤモンドより熱をよく通す)などは画期的な性質を持つ。
・選挙投票用紙はポリプロピレン樹脂でできていて、折られていても箱の中で平らに戻る。紙とは漉かれたもの。パピルスは紙ではない。
・海水から塩を排出するロスを減らした塩分濃度1%に調節された山の麓で養殖された魚は成長が速くなる。
・ペアの2つの電子の量子もつれは観測時に決定されるが、何億光年離れていても瞬時に伝わる。
・ベテルギウスの明るさが揺らいでいて超新星爆発が近い。640光年離れているので、既に爆発しているかもしれない。
・地球の軸は揺らいでいる。このミランコビッチサイクルが氷河期出現のわけか。
・光圧で1m²あたり1グラムの物体を7mm/秒加速できる。彗星のダストの尾は光圧でできたもの。光圧宇宙船が計画されている。
・長さが2倍になると体積は2³で表面積は2²なので、北方のクマほど体が大きい。体表からの熱の発散の関係。
・スマホへの声は情報が圧縮されて伝わり、スマホ内の固定コードブックにある音源コードと声道コードの中から割り振られるので、偽の声である。
など100のネタ
興味深いものもある。

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2025年09月14日

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