あらすじ
そなたの望みを口にするがいい。すべて叶えてしんぜよう
手作り甘味と特製珈琲でおもてなし。
ちょっとズレてる神様たちの心に染み入るほっこりファンタジー。
初恋をこじらせたまま絶賛婚活中の杏沙。縁結びの神社にお参りした帰り道。白い猫に導かれて訪れたのは神様が営む珈琲店だった。ガテン系の大河に、爽やかイケメンの青葉、そして人形のように整った美貌の翡翠が、手作り甘味と心に染み入る特製珈琲でおもてなし。困惑しつつも神様たちに促され、悩みを打ち明ける杏沙だったが…。「エデンのタルトタタン」ほか二編収録。珠玉のほっこりファンタジー。
伊東七つ生・装画
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
猫に導かれてやってきたのは
変な三人組がいる珈琲店。
神様なので願いをかなえてあげましょう、と言われたら
変な人か、なりきりの人か、というのを疑います。
そして最初のお姉さんは…ご愁傷様、としか
言いようがないです。
相手が神様だと思えば、この適当さというか
大雑把さ、は納得でしたが。
二人目のお客さんは、途中で何かおかしいな、と。
結構最後の方で、ようやく気が付きましたが
淡々としすぎているから、というべきか。
受入れが、というか流すのが早かったのにも
納得、でした。
そう考えると、3人目は久しぶりに『普通』でした。
神様側も、ここまでの失敗と対策がありましたが
家の中に入ろう、とする手段が…。
普通営業は、こちらからしません…w
間に合った、という点ではよかったのかも、です。
最後には、道案内して客を連れてくる猫の謎も
ちゃんと解き明かされてました。
なかなかな猫様です。