【感想・ネタバレ】二宮繁盛記のレビュー

あらすじ

現役もご隠居もゆで玉子肴にビールを一本。

看板なし、愛想なし、メニューは卵料理のみ。
そんな立ち飲み屋で生まれるいいオトナたちのお節介と事件!?

新宿の片隅にある立ち飲み屋「二宮」。昭和の家屋を改築した店舗で酒以外に注文できるのはなぜか卵料理のみ。店主は無愛想でも居心地がいいらしいその店に、今日も早い時間から近所のオヤジたちが集いはじめるが、中には厄介事を抱え込んでくるお客もいるようで…? 団地住まいの大金持ち、未だ二宮を上司と慕う後輩、そして謎の家出少女…深い事情がありすぎる人々の陳情に、本日は無事開店となるや否や!?

ma2・装画

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Posted by ブクログ

二宮のような、渋くて、影(訳ありの過去)があって、私生活だらしなくて、でも面倒見はよくて、しかも立ち飲み屋店主って…かっこよくないわけがない!好き!好きに決まっている!!

周囲の人物もそれぞれキャラクターが立ってて魅力的。二宮と同じように、どちらかというと淡々とした文章の温度感も私は好きです。

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2019年08月31日

Posted by ブクログ

立ちのみ居酒屋にあるのは、酒と卵料理のみ。

常連客と、主の昔の仕事の人達が…な短編。
いなくなったり増えてみたり。
最初の話では、一体前職何だったのか、もしや? で
わりと楽に行き当たれます。

前職がなんなのか、を離さない店主の所に
ひとりの女の子。
どうなのだろう、と思っていたら、当然の事なが
べらべらと店主の前職喋ってますし。
話してないという事は…というのが察せないのは
まだ若いからなのか、生活が…だったからなのか。

鍋に3つ分のラーメン。
ゆでるのに、大変そうです。

0
2025年07月20日

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