【感想・ネタバレ】ニッポン泥棒(上)のレビュー

あらすじ

失業して妻にも去られた64歳の尾津。ある日訪れた見知らぬ青年から、自分が恐るべき機能を秘めた未来予測ソフトウェアの解錠鍵だと告げられる。陰謀に巻き込まれた尾津は交渉術を駆使して対抗するが――。

※本書は2008年3月に文春文庫として刊行された作品を修正したものです

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Posted by ブクログ

失業後に熟年離婚した元商社マンで、1人寂しく生きていて、パソコンや携帯電話などほぼ使えないにしてはどんどん格好よくなっていく尾津。最初にマイナスのイメージを刷り込まれすぎたのかも。
物語はまだ前半が終わったところですが、今の感覚からすれはテクノロジーは古いとはいえ面白い展開が続いている。当初は漠然としていたヒミコの正体が徐々に明らかになってきたり、良い感じに登場人物が増えてきたりと、中弛みせずに緊張感を維持できています。

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2024年04月04日

Posted by ブクログ

素直に面白い。序盤は訳のわからないものに突然巻き込まれ右往左往していた主人公が能動的に動き出してから徐々にスピードアップしている点が自然体で良い。それにしてもイレイスなんてものが実際にあったら恐ろしい。下巻に期待。

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2018年10月16日

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