【感想・ネタバレ】「脱」戦後のすすめのレビュー

あらすじ

文明が野蛮に転じ、嘘で動く世界にあって、日本と日本人はどこへ行くのか。本書はグローバリズムを批判し、国民経済を重視する立場から、こうした問いに正面から向き合う。東西さまざまな思想家の考えを紹介しながら、社会と人間の基本的なとらえ方について、わかりやすく、説得的に示していく。進歩という発想と民主主義のあり方が限界を示し、ニヒリズムが世界をおおう危機の時代にあって、よく考えるためのヒントがここにある!

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Posted by ブクログ

佐伯啓思氏のここ数年の論説をまとめた本。
第1章「進歩」の崩壊
第2章 ニヒリズムは超えられるか
第3章 民主主義はどこへ行く
第4章 日本の悲劇
となっています。
あまりにも平和ボケの我々日本人・日本社会において、きちんと筋道を立てて諸現象を考えることの大切さをいつも教えられます。
佐伯啓思氏は、パースペクティブを提示すれるが、答えは自分自身で出していかなければなりません。
諸現象を俯瞰する態度で分析しいぇいくのですが、ギリシア・ヨーロッパの考え方、東洋的・日本的な考え方、とりあえずは深く・深く・学習するしかありません(涙)。

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2017年12月11日

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