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ヒーローの想いが切なかった。
少し読み進めればヒーローの身に何があるのかは察せられます。それでも何年もそれを気力だけで押さえ付けてきたヒーローは凄いし、ヒロインへの想いの深さが窺えました。途中ヒーローとヒロイン両方の想いやもどかしさとか色々と切なかったです。
最後2人が想いを伝え合った後はもう少し甘々なデレ要素が有れば前半の苦悩とのギャップでキュンと出来たなぁと思いました。
レイスがスーにひどい態度を取るのは理由が・・・ときて、途中で悪魔が、となったらもう予想はついたけど(笑)
サクサクと話が進み、あっという間に終わりがきたなと感じたけど、なかなかよくできた作品だったと思う。
理不尽で苛酷な運命に翻弄されてしまって、レイスは本当にお気の毒。ま、逆恨みするような輩は本当に迷惑で、だからこそ愛されないのだということに気付くべきでしょうが。
最後は作者が甘くした、と書いてあったけど、もっと甘くても良かったと思う。なので星ひとつマイナスかな。
叶うならば領内へ戻った時の話も少しあれば楽しかったかなと。
でも、読後感も良いしイイ買い物したなという気分(笑)
可哀相な運命のヒーロー
ヒロインちゃんは元気で勝ち気で弱い者に優しい人。だけど、お決まりのニブさが物語の後半まで引っ張る。最後はもっとベタあまでも良かったかな。