あらすじ
女人禁制の最高学府“成均館(ソンギュンガン)”に弟ユンシクになり代わり男装して入学したユニ。男子ばかりの中での生活にドギマギしっぱなしの毎日がつづく。小柄な美男子として評判になるユニを中心に、ユニへの気持ちに揺れる前途有望な天才イ・ソンジュンや、粗暴だがユニには優しさを見せるムン・ジェシン、ユニを女性だと疑いつつも心遣いを忘れない華麗なる無類の女好きク・ヨンハ……。成均館を舞台に「滴る(チャルグム)四人組」が織りなすトキメキの日々……。ソンジュンへの抑えられない気持ちに悩むユニ。ユニを男と思いつつも、惹かれていく気持ちを止められないソンジュン。そしてジェシンもユニへの恋ゴコロに気づく。絡み合った恋の行方は大団円へ……!?
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Posted by ブクログ
イ・ソンジュンが真面目なだけでなく、男らしく、エッチな面もあって...ドラマのキャラとはちょっと違う面にドキドキ! しながらも、楽しかったです。
リズム感ある文体で、分厚いながらも、サクッと読めました^^
Posted by ブクログ
ソンジュンがユニに対しての一途な思いが
とても切ない描写が多いです。
ユニが女人ということはバレてしまいますがその後の展開がかなり刺激的に描かれており、
ソンジュンの言葉一つ一つに、胸を動かされます。
ヨンハとジェジン、ソンジュン、ユニの4人組で行動する学園ストーリーも、色々な事件が起こり面白かったです。
Posted by ブクログ
「こんな胸キュン欲しかった!」
思わずそう叫びたくなるくらい、私にとっては萌え度の高いお話でした。
イ・ソンジュンがいい男過ぎる。
もう少し深く掘り下げても良かったんじゃないかと思うシーンもあるにはあったけれど、メインは2人の恋と4人の青春だからまぁ、これで良いのかな。
あと、ちょっとあからさまなシーンはないほうがもっと萌えたような気もするんだけどこれも人それぞれなんだろうな。
しかし、とにかく、イ・ソンジュンがいい男過ぎる。
(大事なことなので2回言いました)
続編があるようなのでそちらも翻訳が楽しみです。
Posted by ブクログ
ドラマが好きなので原作を読んでみたが、かなり違いが多かった。
主人公たちを目の敵にしてくる掌議はいないし、ソンジュンは一匹狼ではなく普通の好青年だし、ヒロインは序盤からかなりの恋愛脳だ。
下ネタも多い。そこは男子校だからしょうがないといえばしょうがないのだが、ヒロインの思考があまりに色ボケしていて、知性を感じなかったのが少し残念だ。
ドラマでの知的なセリフ回しが好きだったが、原作はそうでもなかった。翻訳のせいもあるかもしれないが、地の文も淡白というか稚拙というか……まあ読書慣れしていない人にはかえって読みやすい文体だとは思う。
総合的に見て、個人的にはドラマ版の方が好きだ。
原作ソンジュンの好青年ぶりは少し捨てがたいけれど、ユニはドラマ版の方が凛としている。
そもそも、ドラマにおいても、二人の恋愛よりも、社会問題を考えたり、知恵で掌議に立ち向かったり、真摯に学問を究めたりという場面の方が面白かった。
とはいえ、ドラマでは描かれていないその後の4人組の話が気になるので、続編も読んでみるつもり。